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自分の空間を作り上げる
ある施術を受けました。受けた方の記事を読み、どんな方がされている施術かも、料金さえも知らないまま、申し込みをしてからおよそ二月。
画面越しにいらっしゃったのは、優しい雰囲気で、どこか自分に似た方でした。
施術の内容をまとめるというよりは、自分の感想をつらつら書きます。(いつもそう。)
ここじゃない
「今住んでいる場所が、本当に自分の居場所なのだろうか。(いや、きっと違う。)」そんなことを考えるようになってから早数年。その時々によって、「もうここを離れよう」と思う気持ちと、「いや、ずっとここにいた方が良い」という気持ちの狭間で揺れていて、最近ようやく「きっと、ここにいるのが最善なんだ。」と思うようになっていました。(ここに居たい!ではないんだなぁ…)
が、施術では、そんな自分の甘さをバッサリ。
顕在化したのはここ3年だけれども、20歳の頃から、私はここを離れたいと願っていた、とのこと。
ここに住み始めたきっかけ、今に至る経緯、仕事との兼ね合い、家族との関係…そんな諸々を吹き飛ばして、自分の居場所を自分で作る覚悟をすべき時なんだと感じました。…こ、怖い!
自分の居場所
考えてみたら、自分で住む場所を決めた経験って少ないような…
初めて実家を出て一人暮らしをするんだ!と心躍らせたのも束の間、結局そのまま実家に残ることになったし、やっと一人暮らしをできる!となっても家は全く選ぶ余地がなかったし、就職して新たなスタートだ!という時も、消去法に近かったし、入籍の時も大した引っ越しはしないまま…
唯一、自分で(夫婦で)住む市を決めて、アパートも探して、好きな雑貨類を買って…自分たちで作り上げたあの空間は、今考えても気に入っていたし、それまで一人暮らしをしていた時のような凄まじい汚部屋と化すことはなかった!…ある意味理想空間だったのかもしれない。(記憶の中で美化されてる部分も大いにあるけれど。)
あぁぁぁ!だから、私への愛を感じられない品々が次々と送り込まれることに、ものすごく不満を募らせていたんだ。今気づいた。
自分の聖域だったから、手放すまでに2年かかった。
あのまま、あの場所にいたら、私はどうなっていたんだろう…後悔ではなく、そんなことを考えずにはいられない。
一時期、「渡辺篤史の建物探訪」という番組を見まくっていて(子どもの頃も好きだった)マイホームに確かに憧れはあったし、間取りを見るのも好きだった。でもいつのまにか、私は当分ここにいるから…と、そういうものを見るのは辞めた。家はもったいない、所有は土の時代っぽいし。と本気で思った。
持つ、持たないではなく、自分の聖域が私にも必要なんだ。今の6畳の子ども部屋ではなく、自分の満足行くものに囲まれたノイズレスな家が。
父との関係
また、施術中に父への感情がポロリポロリと話題に。
以前こんな記事を書いていたことを思い出さずにはいられなかった。最近は、書いた内容は忘れていたけど。
私の潜在意識は、父に反応していたらしい。そう、尊敬するところはあっても、はっきり言って一緒に暮らしたい人物ではない!そんなこと家族みんな分かっているけど。笑 自分にはできると思いたかったんだろうな…この辺り深掘りしたらもっと色んな感情が出てきそう。あんまりしたくはないけど。
嫌悪感に蓋をしてたけど、それが限界に近づいてきているってことかな。
この家を出ることは、私の中では両親に対する裏切りのように感じている。この生活を一番喜んでいるのは、きっと父だから。
娘としてではなく、伴侶のような感覚になってしまっている…というお話がチラっと出て、まさかぁ…とさっきは思ったけれど、ここに住むようになってから私が父に対して行ったサポートは、なんだか娘としての立場を利用されているだけのような気がしてきた。(今、急にそう思った!)
近くに居すぎると、知らず知らずのうちにお互いによりかかり過ぎているのかも。私は母に寄りかかってしまっていて、自立できてないんじゃ…と一時期すごく不安だったけれど、父に寄りかかられているかも、なんて考えてもなかったな。
そして新天地へ
私はここにいて、実家にサポートしてもらいながら、ぼちぼちやっていくのが現実的。だけど、私は、そうしたくはない。近くにいると、きっと気になるから。
昨年秋に「今じゃないんだ」と諦めかけた場所へ、自分を、そして家族を連れて行ってあげよう。
その場所は、高校の修学旅行でチラリと訪れていて、何が!という訳ではないけど記憶に引っかかっていた場所。他の場所はどこも友達と一緒の記憶だけど、そこだけは、確か自分一人で歩いていたような気がするのも不思議。
そこで自分の空間を作り上げて、自分を満たしてあげることで、父親譲りの怒りっぽさを息子にまで譲り渡すことがないように。
間にどちらの母親も入れずに、本当に意味で夫婦になっていくために。
子どもに自分が最善と思っている教育を受けさせるために。
何より、自分が働きたい環境に身を置くために。
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