kanacho8

愛知在住33さい。 ひと回り歳上の夫、娘たち(年中と二歳)との平々凡々な日常

kanacho8

愛知在住33さい。 ひと回り歳上の夫、娘たち(年中と二歳)との平々凡々な日常

最近の記事

新出感覚「目も当てられない」

風呂上がり、恒例の自己流「ブルガリアン・スクワット」タイム。 (ブルガリアン・スクワットについては各々調べてください) たまたま付いていたEテレ、「みぃつけた!」のエンディング曲「あしたわらおう」が絶妙なテンポで、それに合わせながら両手を空気を汲み上げる謎オプション付き、スクワット、スクワット。 ソファに触る娘ふたり。風呂上がり、性別不詳ビジュアル母による「あしたわらおうスクワット」に一瞥をくれフフンと笑った長女、すぐさまテレビへと向き直す。 しばらく笑ってくれた次女、み

    • 今度は米がない

      おいおい水に続いて、今度は米がない!! いつも米はネット注文派だが、あと数日で備えがなくなると気づいた為買いに行くもあえなく撃沈、すっからかん。 朝のラジオで、お米どころ新潟県ですら品薄とのメッセージを拝聴したが、まじでこの町も売ってない。ネットも予約で一ヶ月待ちとか。 何食べろと。 社会の教科書の、オイルショックの際トイレットペーパーを奪い合う人々の滑稽な白黒写真を記憶しているが、それに近い現象がこうも頻繁に起こるなんてまじでどうかしてる。生活がままならん。 一時

      • あの顔、あの眼差し

        我が子の見せる、どんな顔がすきですか。 笑顔がすきとか、寝顔がすきとか、色々ありましょうが、わたしは「真剣に考えている顔」がすきです。我が子はもちろん、どんな子どもの顔であっても。 前職で教育サービス業界におりました。大変な仕事ですがやり甲斐を感じる瞬間はたくさんあります。中でも、小中学生が集中して思考する、あの真剣な表情が見られた時には胸に込み上げてくるものがありました。そりゃ仕事ですから、そんな顔しょっちゅう見られそうなものですが、本当の意味で集中している表情とそうで

        • 「何もしてない」夏休み

          盆も暮れ、夏休みも折り返し。我々の児童館行脚の日々は続く。 午前、市内の西児童センター(仮)へ。娘2人を1時間半ほど遊ばせる。 お昼ご飯だから、と彼女らをおもちゃから引き剥がし、車へ。 5歳の長女が言う。 「ねぇ、まだ夏休み?長女ちゃん、幼稚園行きたいー」 全くの同感である。 とはいえ、我が子からこんな事言われるやるせなさと虚無感、忌々しき夏休みよ。 それを聞いた2歳半次女、 「たーたん(一人称)も、よーちえんいきたいー!」 嘘をつけ、週1のプレ保育ですらイヤイヤ

        新出感覚「目も当てられない」

          女3人のインサイド・ヘッド。

          夫が朝6時に出社するので、4時半起きで弁当を作り送り出す。 8時近く、起床してきた5歳の長女は 「お父さんにバイバイしたかった」とゴネだす。 先程までのひとり時間で読んだ育児本に感化されていたわたしは、その本の言う通り「共感、言語化」して彼女を慰める。 「お父さんに会いたかったね、寂しいね。」 背中を撫でてやりながら、慈愛に満ち満ちているコリャまるで聖母だな、と自分にうっとりする。 この演出により更に感情の波がたかぶったらしい娘は、さめざめと泣き出す。 「お父さんに、会

          女3人のインサイド・ヘッド。

          ぐじぐじ雑記成仏系其のニ

          ※ひどくネガティブ神降臨中に書き留めたものを成仏させます、そのニ※ 児童館ではお疲れ気味のママ達と子ども達にまみれ、スーパーではジジババにまみれる日々、もっとキラキラした場所に行きたい、おしゃれを楽しみたい、叶うなら褒められたいと思ってしまう。30代も半ばに差し掛かり気づいた、わたしは享楽的な一面がある。 夫が配慮してくれて、年に数回、ひとりで街中に遊びに行かせてもらうことがある。お化粧もきちんとして、繁華街の空気を吸って気分転換、少し自信を持てる気もする。その反面、現代

          ぐじぐじ雑記成仏系其のニ

          ぐじぐじ雑記成仏系其の一

          ※めちゃめちゃネガティブ神降臨中に書き留めていたものを成仏させます。※ 女性芸能人がSNSで、母としての苦労とか悩みとかを投稿していると親近感を抱く。直後、その方の他の投稿を見て、容姿もライフスタイルも自分とは全く違う世界にいらっしゃることを突きつけられ、さっきうっかり抱いてしまった親近感を猛烈に恥入る。 庶民派のインスタグラマーの方の投稿に笑ったり共感したり励まされたりしても、少なくともこの方は育児の苦悩をエネルギーに変えていて、自分のやりたい道を切り開こうとしている

          ぐじぐじ雑記成仏系其の一

          プリキュアよもやま話

          長女の公園友だちのKちゃん、幼稚園は違うしひとつ歳上だけど二人はとても仲良し。すきなものが同じで(まぁこの年齢はみんな似たり寄ったりだけど)、ディズニープリンセス、すみっコ、そしてプリキュア。 Kちゃんのママはいつもおしゃれで、一目で上質だと分かるものをお召しだ。たかが公園遊びにも手を抜かない姿勢、会うたびにそのファッションを観察するのがわたしの楽しみ。 そんなKちゃんママに話しかける。 「今年のプリキュア、戦いのシーンが無いからなーんか物足りないんですよねぇ」 笑

          プリキュアよもやま話

          漠然とした不安を抱えつつこなす日々の積み重ねが結果として幸せな人生となるのかもしれない

          常日頃から 今日は地震来なかったし事故を起こすことも遭うことも無くてよかった と思いながら布団に入るような人間なので、この注意喚起下という状況、既にけっこうこたえている。 八月、夫は激務月間突入、同居しているのに娘たちとはほぼ会えない。わたしでさえ、早朝弁当を手渡し見送る程度。そんなわたしは夏休みの二人を遊ばせるのに必死でもう脳みそが溶けそうな荒廃状態、そこにこの事態である。 本日、店頭からミネラルウォーターは軒並み消え去り、飲料専門店にて辛うじて麦茶を購入。非常時への備

          漠然とした不安を抱えつつこなす日々の積み重ねが結果として幸せな人生となるのかもしれない

          文化的暴力

          誹謗中傷、スキャンダル、炎上。叩く、叩く。一度の失敗が命取り。因果応報・自業自得といえばそれまでだが、鬼の首取ったわけでもあるまいし。 それどころか、事実無根の人さえも、努力の人さえも傷つける。 「ネット騒然」「ネット涙」というネットニュースのタイトルが並ぶ日々、心底気持ち悪い。それは誰の声ですか。 人を傷つけることばかり呟く、目の前の出来事を晒す、ほんと病んでる。世の中、重篤。イヤでも目にする耳にする、そんなウェブやSNSを開いているわたしも低俗。 不誠実、卑怯、愚か

          文化的暴力

          夏祭りに行きたい

          今日と明日の二日間、駅前で夏祭りがあるらしい。普段は小ぢんまりしたベッドタウン的な町が、こんなに人おったんかいレベルで大盛況だとか。ここ最近はどこそこでお目にかかる夏祭りのポスターを眺めながら、いいなぁ、夏祭り…と、その言葉の響きにうっとりしていた。 夏休みもまだまだ前半、五歳二歳の娘たちとの思い出作り、というかわたしの気分転換になるかもしれない。非日常を味わいたい。そんな都合の良いことを想像してみる。 いや待て、よく考えろ。 もう一人の自分が冷静に言う。娘たちを連れて夏

          夏祭りに行きたい

          Manners maketh man.

          ねむけまなこの長女を、朝食の並ぶ食卓にひとり座らせた。次女と夫はまだ寝ている。 普段は極力、食事の際子どもを一人にしないようにしているのだが、この日は「これ食べといてね」と伝えわたしは洗濯のため二階へ。 するとリビングから、長女の大声が響いた。 「いただきます!!」 わたしが生返事すると、数秒おいて再び 「いただきます!!!!」 ほとんど怒声である。こちらも先程より声を張る。 「はーい、どうぞー!」 それ以上の返答はなく、わたしは手早く衣類を干し始めた。 庶民のわたしの

          Manners maketh man.

          靴下の臭い問題から生ずる夫婦間の認識の差異、および感覚の齟齬に対する考察

          長女の足の臭いが、わたし達夫婦間で「生物兵器」と呼ばれるようになり久しい。いや笑いごとではない。 春先、彼女の足からトラウマレベルの打撃を受けたわたしは、以後対策を徹底。スプレー、足用洗浄クリーム、帰宅後はまず足を洗う等。狂気じみた対応によりかなり状況は改善された。子どもの汗の量をなめてはいけない。 もともとわたしは「整理整頓できないのに変に潔癖タイプ」なので、洗濯には小さな自分ルールがあった。その中のひとつが「靴下は他の衣類とは別にし、2日分をまとめて洗う」。 そこに

          靴下の臭い問題から生ずる夫婦間の認識の差異、および感覚の齟齬に対する考察

          悪循環のカスタマーサービス

          数日前にお届け日時を設定した荷物が届かない。冷凍便なので手渡しで受け取らねばならない。 指定したのだから不在はだめ、忘れるな自分。午前中に届くはずだが、まぁ早めに来てもらった方が助かるな。…そんな気持ちで待つが、なかなか来ない。遅れるなら連絡があるだろう。同じような経験はある。ちょっとなら大丈夫ですよ、と言うつもりだった。 正午をまわった。業者から連絡はない。日時設定を何度も確認する。やはり今日の午前中だ、間違っていない。配達状況は、「配送のため持ち出し中」から変わらない

          悪循環のカスタマーサービス

          猿の惑星、新から観るか?旧から観るか?

          映画「STAR WARS」シリーズ(以下SW)がすきで、スピンオフ作品含め何度も観ている。しかしあくまであの世界観がすきなだけで、雑学とか考察とか聞かれても困ってしまう、その程度。 UNIQLOのUTシリーズが定期的にSWとコラボしているので、発売されるたび欠かさずチェックしている。 そのUTを着て、娘と児童館に行った日のこと。顔馴染みの職員の先生お二人が、声をかけてくれた。 「あれお母さん、その服、スターウォーズ?」 やはり突っ込まれると嬉しいもので 「はい、すきなん

          猿の惑星、新から観るか?旧から観るか?

          やかましいニンニク

          最近は5歳と2歳の娘たちの小競り合いが頻発し、その不服申し立てに心底うんざり、正直まともに相手にしていない。 おかーさんおかーさん○○ちゃんがおもちゃ取ったー!叩いたー!!などと泣き叫ぶ声はほとんど日常BGM扱い、あーはいはいはいはい、と受け流している。 その時は料理中、例のごとくワーワー騒ぐ娘たちに、 「あーはいはいはいはい」 手元のフライパンでは、みじん切りのニンニクを香り出しのため炒めている。ガサツなわたしは洗ったニンニクの水気をちゃんと切っておらず、油の中でバチ

          やかましいニンニク