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10月の語源を何気なく調べてみると。

今日から10月が始まりましたね。

昨日、10月は新しいスタートなので頑張ろう!と決意を新たにしたはずでしたが、そんな1日目を私は盛大に寝坊でスタートさせてしまいました。
(秘密組織のスパイとして暗躍するという壮大な夢を見ていました。笑)

出鼻をくじかれちょっといじけた気持ちになったので、
今日は料理も家事もお休みしてのんびり過ごすことに。(いつものんびりしている気もしますが…笑)




昼間、おやつのアイスを食べながら何気なくカレンダーを眺めていた時のこと。

”OCTOBER”の単語が目に入ってきて、

「OCTOBER・・・オクトーバー・・・オクトパス・・・たこ・・・?」

なんだか語感が似ている気がしてきました。


でも、もしオクトパスに関係しているとすると、8月なのでは?(たこの足が8本なので)
と疑問に思えてきたので、語源を調べてみることに。

ラテン語で「第8の」という意味の octo の語に由来している。一般的な暦では10番目の月であるが、紀元前46年まで使われていたローマ暦では、一般的な暦の3月が年始であり、3月から数えて8番目という意味である。
Wikipediaより

おお!やっぱりオクトは8という意味。
ちなみにタコのオクトパスは、オクト=8、パス=足 という意味らしいです。


でも、10月が「8番目の月」という意味なのは、ちょっとややこしいですよね。

しかも9月は「7番目の月」、11月は「9番目」、12月は「10番目」と全部ずれていて、
9月から突然「~ber」と語尾が統一されるのは「~の月」という意味だそうです。

(ちなみに*1~6月はローマの神様の名前が、7月は英雄ユリウス・カエサル、8月は皇帝アウグストゥスが由来となっているとのこと。
※記載に誤りがあり修正いたしました。ご指摘ありがとうございます!)


何気ない疑問から調べてみましたが、意外と面白い背景を知ることができました。
日本語もそうですが、言語の起源や歴史は奥が深くて面白いです。




以前「ピダハン」という、アマゾン少数民族の言語研究を行った宣教師の方の本を読みましたが、とても興味深かったのを思い出しました。


ピダハン語には色や数字を表す単語が無く、過去や未来を表す時制もほとんど見られないのだそうです。ちょっと想像できないですよね。
この本を読んでから、言語がいかに生活や文化に密接であるかを考えさせられました。

「こんにちは」や「ありがとう」を指す言葉もなく、友好の意を示そうにも伝えることが難しかった著者の戸惑いや葛藤、未開の地での生活の奮闘なども描かれているこの本は物語としてもかなり面白く、
「幸せってなんだろう?」と言語を通して改めて考えさせられた一冊です。

(読書をあまりしない私でも、面白くていっきに読めるとても読みやすい本でした。おすすめです。)


今日は、あまり書くことがなく、何となくで書き始めてみたら、
気づくと言語についての記事になっていました。笑

言語学は専門的に学んではいないのですが、触れてみると面白い発見がたくさんあるので、今後もじわじわ歩み寄ってみようと思います。(英語を含め他言語は苦手意識が強いので、がっつりではなく、じわじわ。笑)


では、今日はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。



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