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「自立して生きる」を感覚的に考えてみる。

この記事は、一つ前の内容を少しだけ踏襲しております。
よかったらこちらもぜひ読んでみてください。


前の記事で「視覚情報に頼った」話を書きましたが、
今回は「そこに頼りすぎるのもどうか」と思った話を書いてみたいと思います。


閉眼片足立ち」という言葉をご存じでしょうか?

目をつぶって片足立ちする、簡単な体幹トレーニングの一つなのですが、
私は初めてやった時、”目を閉じるだけでバランスが取れなくなる”ということが起きて大変驚いた記憶があります。

普通に片足立ちをすると、バランスを崩しても体勢を立て直そうと体が動いてくれるのですが、目を閉じるとそれができなくなり倒れます。
これは自分が「視覚情報に依存して体のバランスを取っていた」ということ。
今まで意識したことがなかったのでとても驚きました。


「平衡性に問題があるかも…!」と慌てて反省した私は、その後目を閉じて体の感覚だけでバランスがとれるよう少し練習してみました。
すると徐々にコツを掴んできて、最近は調子が良いと数分は立っていられるくらいまで上達。

それに伴い、目を開けた状態だとさらに安定してバランスを保てるようにもなり、バランス感覚を少しレベルアップさせることに成功しました。

以上を踏まえて私が思ったことは、

視覚情報に頼りすぎるのも注意」ということ。

時々目を閉じてその他の感覚を鍛えるのも大事なことかもしれません。




目を閉じながら片足でバランスを取ろうとした時、
最初はぐらつく体をどうにか支えようと、足の裏や腹筋などに力を入れてみたり、頭や腕の位置を変えてみたり、試行錯誤を繰り返しました。


色々な部位の感覚を探っていると、私はある点で、ふっとまるで両足で立ってるかのようにバランスが取れる姿勢があることに気が付きました。

それは「完全に脱力した状態」

腹筋からふっと力を抜いた瞬間、雲の切れ間から光が差し込んだかのように、体が軽くなる感覚になったのです。

今の私では数秒しかこの状態を保てず、またすぐに体勢が崩れてしまうのですが、バランスを取るうえでとても大切な感覚を掴んだように思いました。


この「脱力した状態でバランスを保つ」感覚に気づいた時、これは生きる上でもとても重要な姿勢のように私には感じられました。


力を抜きすぎると立てなくなる。力み過ぎても動けなくなる。
自分の人生を自立させるには、周りに依存することなく立てるよう、自分だけのバランス感覚を手探りで見つけることが重要なのかもしれない。

感覚的なことで、まだ上手く言語化できる段階ではないのですが、
大切な学びのような気がしたので、ここに記しておこうと、今回思い切って記事にしてみました。

今後もっと明確に自分の中で掴めるようになったら続きを書いてみたいと思います。




今日は記事が長くなってしまったので二つに分けて書いてみました。
(いつも以上に感覚的な内容で、趣旨もふわっとしてしまい、書くのが難しかったです、、)

拙い文章ですが最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。


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