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いつも勇気をくれる言葉。

私の机にはいつもコースターが一つ、置きっぱなしになっています。毎日コーヒーを飲むのに使っていて、片付けることもなくいつも定位置にあるコースター。

100円ショップで適当に選んだもので、正直デザインにそこまで思い入れがなく、何が描かれているかじっくり見たことがなかったのですが、
今朝、ある言葉が目に飛び込んできました。

真ん中の段に書かれた言葉。

Every day is a new day.
”毎日が新しい日だ”

有名なアメリカの小説家、アーネスト・ヘミングウェイの名作『老人と海』の一節に書かれた言葉です。

とても有名な、私の大好きな言葉。
シンプルでとても力強い。


毎日使っていたのに、全然気が付きませんでした。笑

知らず知らずのうちに、私はこの言葉と一緒に暮らしていて、悩んだり不安になったりしていたあの時も、この言葉がずっと傍にいてくれていたのだと思うと、なんだか心強い気持ちになってきました。
(このデザインをされた方に感謝…!今まで気づかなくて申し訳ない。笑)

言葉の力ってすごいな、と改めて思います。




似たニュアンスで、好きな言葉をもう一つ。

日日是好日

禅語の一つで、「毎日毎日が素晴らしい」という意味があるそうです。
(Wikipediaを見てみると、転じて「毎日を良い日になるよう努めるべきである」「今この時を受け入れ大切にすべし」のようなニュアンスを含む解釈もある、とのこと。)

こちらの言葉は、エッセイスト森下典子さんの書いた『日日是好日』という作品で有名になりましたね。(映画化もされ、樹木希林さんが出演していたことで話題になったのを覚えています。)



どちらの言葉も、どこか軽やかで、爽やかな風に優しく背中を押されるような気持ちになり、くじけそうな時によく勇気をもらっています。



言葉は、どんな人物が発したかによって大きくニュアンスが変わる気がしていて、
ヘミングウェイのように著名な方が残す格言は、その人の人生そのものが背景にあるため、言葉の重みや説得力が全然違うように感じます。

実が伴えば、言葉の波及する力が変わる。

(一人歩きしてしまうことも、たまにあるかもしれませんが。)

自分の言葉には、実が伴っていないものも多い気がして、未熟な自分を痛感させられます。
行動あってこその言葉だな、と改めて強く思った、そんな一日。

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