マガジンのカバー画像

日記と雑記。

108
日常で思い浮かんだことを素直に言葉にしてみました。 日々のあれこれを綴ります。
運営しているクリエイター

#エッセイ

”本当の幸い”について考えさせられた夜。

今日は所用で、普段は使わないバスでの移動がありました。 私は少しバスが苦手。一番酔いやすい乗り物で、スマホも本も見ることができず、時間を持て余しがちだからです。 そんな今日も何もすることができず、何気なく窓の外を眺めていました。 (あ、知らないお店が出来ている。 可愛いカフェ。何て店だろう?) ぼーっと外を見ながらバスに揺られていると、ふと視界に小さな動く"者"が。 バスの内側、窓の黒い桟(さん)に、薄い緑色の小さな羽虫が、窓を登ろうと動いていたのでした。 少し登っ

”優しくない自分”から見えた景色。

今夜はこの曲を聴きたい気分。 LOVE PSYCHEDELICO の『Last Smile』 札幌に引っ越してからなかなか生活リズムが整わず、記事の更新が滞っておりました。皆さまお久しぶりです。かなです。 こちらに来てから想定外のハプニングが立て続き、色々なことが思うように進められず、最近の私は少し心に余裕を持てなくなっていました。 小さなことですぐイライラして、物を少し乱雑に扱ってしまったり、近しい人へ荒っぽい態度を取ってしまったり。 そんな自分に自己嫌悪してさら

東京最終日に結んだ、不思議で温かなご縁。

昨日、3年半ほど過ごした東京へしばしの別れを告げ、札幌へ引っ越しをしました。 荷造りに慣れていないせいで、思った以上に直前はドタバタしてしまい、noteも気づけば5日ほど記事を書けていませんでしたが、やっと今日から少し一息つけるようになりました。 名残惜しい気持ち。寂しい気持ち。 東京最終日は、いつもより少し激しく、目まぐるしく、言葉にならない気持ちが混ざり、心に淡いマーブル模様を描くような、そんな一日でした。 管理人さんとのご縁東京で私が住んでいたのは、管理人さんが

人間は前へ進む生き物なのだと、教えてくれた街 "下北沢"

今日は、午前に区役所へ転出届を出してきました。 あともう少しで、東京とは暫しのお別れ。 短いような、長いような、しかし大変濃い時間を過ごさせていただき、とても感慨深い気持ちになりました。 帰りに下北沢の街を歩いていると、色々なことが思い出されてきて。 思えばここは、私にとって ”終わりと始まりの街” でした。 家が近所ということもあり、ご飯のためによく訪れた下北沢。 初めての転職先が私にとって結構過酷で、想像以上に早く辞めることになってしまった時、 「これから先、ど

夕日の下に、忘れてきた宝物。

実は転職活動のため、お正月から長期で北海道に戻っていました。 なので今日も実家から発信。 といっても、全然遊びに行く時間が取れず、 雪景色など写真におさめたいところですが、散歩もままならずストレスが深刻です。 (あと、やっぱり寒いですね!引きこもってしまいます。笑) 次の仕事も恐らくリモートワークになるので、また東京に戻る可能性が高いですが、帰省すると北海道はやっぱり居心地が良くて、ちょっと心が揺らぎます。 そろそろ結婚なども視野にいれなければならなくて、去年からnot

5年後の自分へ手紙を送る。

私には、小学生の頃からやっている5年おきのルーティーンがあります。 それは「自分の誕生日に、5年後の自分へ手紙を書くこと」です。 始めたきっかけは、本当にただの思いつきで、タイムカプセルを埋めるような感覚だったと思います。 何故5年おきかというと、1~3年は近すぎる気がするし、10年後は書いたことをすっかり忘れそうだったので、間をとってキリの良い5年後の自分に宛ててみました。 (つまり、あまり深い意味はありません。笑) 10歳、15歳、20歳、25歳、と、今まで4通の手

日常に潜む、”小さな感動”

今日の私は、ご飯を食べても小腹が空いて仕方がない、食欲旺盛な日でした。しかしそういう日に限って家の中には食材が少なめ。 少し悩んで冷蔵庫から取り出したのは、 晩酌のお供に用意していた「カマンベールチーズ」。 小さく切り分けられ満足感もあるので、今日はこちらを3時のおやつにしてみました。 何も考えずに箱を開けた私。 何ということでしょう…!!! 開けてみるとこんな可愛いチーズが隠れていました! 不意打ちすぎてとても感動してしまい、午後も頑張ろうと元気をもらった瞬間で

他人に優しく、自分にも優しく。

私は、自分を褒めることがあまり得意ではありませんでした。 他人の良い所はたくさん見つけられるのに、自分のこととなると悪い所ばかり目に入る。 「他人に優しく、自分に厳しい」 誰かのミスにいら立つことはほとんど無いのに、自分のちょっとしたミスは許せない。 この”自分に対する厳しさ"に、以前の私は結構苦しんでいました。 「自分なんて…」 この言葉が口癖で、いつも自信がなく控えめ。 人と比べてばかりで、他人の良い所を探すのが得意な分、余計に「自分なんて」と卑下することが多

できない日は頑張らなくていいし、落ち込む必要もない。

今日はとても冷え込む一日でした。急にぐっと気温の下がる寒暖差の激しい日は、どうにも朝から不調です。 私は一日中、眠くて眠くて仕事も捗らず、できた家事もいつもの半分以下。お昼あたりで「今日はもう、無事に一日過ごせたら花丸をあげる日にしよう」と、普段よりずっと低い目標で過ごすことに決めました。 結果、冷蔵庫にあったもので簡単にご飯を食べ、お風呂でほかほか温まり、一日を無事過ごすことができたのでベストを尽くした花丸満点な日となりました。 仕事は明日の作業量が増えたし、掃除も洗濯

妹の推し活。

今日は「いい推しの日」ということで、少し推し活について書いてみようと思います。 私の周りには様々なジャンルで、『推し』に人生を懸けて応援している人が多いです。(オタクが多いとも言います。笑) 私自身は特定の一人に強く入れ込むことが少ないため、いわゆる「推し」なる者ができることはめったにないのですが、 周りの人を見ていると、情熱的に推し活している人生はとても潤いがあって、大変な側面もたくさんあるようですが、充実して楽しそうに見えています。 一番身近な存在としては、妹がその

人間関係で大切にしたい、心の距離。

ここ数日、旧友と連絡を取る機会が多かったのですが、その時一つ思ったことがありました。 「物理的距離と心の距離は関係ない」ということ。 これは大人になって自分の行動範囲が広がったことで、より実感が伴ってきたようにも感じます。 学生時代は、ずっと一緒にいて多くの時間を共有することが絆の証のように思っていましたが、 大人になるとそれぞれ住む場所が離れ、何年も会わなくなる人もいて、 確かにそれで疎遠になる人もいるのですが、そんな中、心の距離が変わらずずっと付き合える人もいたりし

いつも勇気をくれる言葉。

私の机にはいつもコースターが一つ、置きっぱなしになっています。毎日コーヒーを飲むのに使っていて、片付けることもなくいつも定位置にあるコースター。 100円ショップで適当に選んだもので、正直デザインにそこまで思い入れがなく、何が描かれているかじっくり見たことがなかったのですが、 今朝、ある言葉が目に飛び込んできました。 真ん中の段に書かれた言葉。 Every day is a new day. ”毎日が新しい日だ” 有名なアメリカの小説家、アーネスト・ヘミングウェイの名

向日葵のような佐川急便のお姉さんの話。

私は一人暮らしなので、ネット通販を多く利用します。 最近は宅配ボックスや置き配など、非接触のサービスもどんどん増えていますよね。 私のマンションはボックスが無いので、多くは置き配で対応してもらっているのですが、たまに対面で受け取る機会が発生します。 よく来てくれる佐川急便の配達員さんの中に、一人印象的なスタッフさんがいらっしゃるので、今日はその方の話をしようかなと思います。 初めてお会いしたのは、引っ越したての頃。もうすぐ冬になる季節でした。 当時はある会社で朝から終電ま

noteを始めてみて。

noteを始めてみて3日程。 当たり前だけど、 この世界にはいろんな人がいて、みんなそれぞれ頑張っていて、生きていて、すごいなあと思うのと同時に、私も頑張ろうって思う気持ちが自然と湧き上がってきた。 今までインスタやTwitterは触っていたけど、一つ一つの言葉があっという間に流れて行って、ついて行くのに必死で、自分の本心をしっかりと言葉にする余裕を持てていなかった。 ネットの向こうにいる相手のことも、年齢や職業、性別すらも分からないで繋がる人も多く、良い意味でも悪い意味