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日記と雑記。

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日常で思い浮かんだことを素直に言葉にしてみました。 日々のあれこれを綴ります。
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記事一覧

言葉にせずとも、伝わるもの。

本日8月15日は終戦の日。 時代背景やさまざまな国の事情が複雑に絡み合って戦争というものは起こるのだと思いますが、 どんな理由があれど、理不尽に人々の命が奪われる環境があっていいはずはないと、平和を願わずにはいられない、 そんな気持ちを改めて意識した一日でした。 戦争について思考を向けると、 いつも思い出されるのは亡くなった祖父との会話。 「分からないこと、疑問に思ったことは何でも、教えられるのを待っているのではなく、自分の手を使って調べて学びなさい。」 祖父の若い頃

2週間ぶりに文章を書いてみると。

今年の夏は思いのほか慌ただしい朝と夜が連なり、noteも気が付くと2週間ほど記事を書けていない状況が続きました。 思えばこの1年で、こんなに書くことと読むことから遠ざかったのは初めてで、改めて自分と文章の関係性を見直すきっかけにもなった14日間でした。 さて、今日は何を書こうかな?と、とりあえずパソコンを開いてみたのですが、想像以上に言葉が上手く出てこなくて、 「あれ、今までどうやって書いていたんだっけ」と少し焦る気持ちでキーボードをタイピングしています。笑 まるで、文

植物から学ぶ”生命の強さ”

今日は天気が良かったので外に買い物へ。 立ち寄った100円ショップでは、こんなものを買ってみました。 『エアプランツ』です! 土が不要で、霧吹きの水をかけてゆっくり育てる植物。 そのまま飾ったり、流木に付けてディスプレイしたり、置き場所の自由度が高いのも魅力の一つです。 ずっと興味はあったのですが、実物に触れるまでは、 「土から生えていないから、生きている感じがしなさそう・・・」 と、少し敬遠する気持ちを持っていました。 しかし数日前、友人宅にあったエアプランツを触ら

自分の『未知数』を味方につける。

ふと、皆さんはnoteをどのように書いているのだろう?という初歩的な疑問が湧いてきました。 何故そう思ったのかというと、昨日自分が記事を書いていた時に、 『結論を考えずに書き始めている自分』 がいることに気が付いたからです。 もちろんしっかり考えている時もあるのですが、時々自分でも結論がどこに着地するか知らないまま記事を書き始めていることがあるのです。 昨日書いた記事を例に挙げると、 『そういえば夏はほとんど裸足で過ごしているな』という何気ない日常のひっかかりだけが

自分の快適な『ほどほど』を見つける。

夏になると、私はほぼ”裸足”で生活しています。 家ではもちろん、外はサンダルを解禁していつでもどこでも裸足生活。 夏は暑かったり、日差しが強かったり、ネガティブな側面もありますが、『裸足生活が満喫できる』ところは、個人的に大変嬉しい夏の一面だと感じています。 靴下がある時期からとても窮屈に感じるようになってしまって、気づくと初夏から晩秋にかけて、一年の半分以上を裸足で過ごすことが毎年の恒例となってきました。 裸足は血流を良くする働きがあるので、夏はとてもおすすめです。芝

お香を始めたきっかけは、急に香った白檀の香り。

今年も残すところあと半年となりましたね。 6月30日の本日は、各地の神社で罪や穢れを祓い清める「夏越の大祓」という神事が行われます。 この時期、神社には「茅の輪」が設置されているところも多く、無病息災を願い「茅の輪くぐり」に訪れた方も多かったのではないでしょうか。 心身ともに穢れを祓い、残りの半年を軽やかに進むための節目の行事です。 そんな6月最終日。私はあまり時間を取れなかったので、今年は部屋を軽く掃除し、お香を焚いて部屋と気持ちをすっきり綺麗にしてみました。 数

曾祖母から受け継いだもの。

先日、函館方面に住んでいる親戚が札幌に訪れるということで、数年ぶりに会う機会があったのですが、そこで思いもよらない頂き物を手にすることに。 「かなちゃんが、こういうの好きって聞いてね。」 そう言って差し出されたのは、『反物』 でした。 反物(たんもの)は、着物に仕立てる前の生地のこと。 なかなか出会う機会がないので、初めて見る反物に私は興味津々。 手触りがすべすべで、なめらか。まだハサミを入れられていないまっさらな生地は、綺麗に巻かれて箱に入れられていました。 話を聞

弱さと共に進む『強さ』

「6月は少し突っ込んだところまで自分と向き合ってみよう。」 そう意気込んで過ごしたこのひと月でしたが、 迷いやら葛藤やら、引っ張り出していくにつれ自分の見たくなかった弱さや醜さまでもが明るみに出てしまい、思いのほかしんどい気持ちが続く6月となってしまいました。 (イメージは「千と千尋の神隠し」にて、オクサレ様の正体が分かったあの場面。笑) そんな中、今日ようやく一つの目標と共にふっと気持ちが浮上する感覚が湧きおこり、靄がかかっていた視界が急に晴れたような、朗らかな風を自分

本を通じて、他者と繋がる。

『知識は、人類共有の財産である。』 なかなか継続できずにいた読書習慣を生活に取り入れたくて、今週は”読書”について考えることがいつもより多い日々でした。 そんな中で改めて感じたのが、冒頭でのひとこと。 現代では多くの時代、多くの国々の名著にも気軽に触れることができ、最近は電子書籍で家にいながらそれらを瞬時に読み始められるようにもなりました。 ”知識は全ての人に開かれている” そんな時代を生きることができて、幸せだなと改めて実感します。 読んでみたい本はたくさんある

「初心」は、遠のいた今だからこそ思い出す価値がある。

今年の「父の日」は数年ぶりに家族がみんな札幌にいる状況ができたので、何かお祝いでもしようか、という話になりました。 私の父は大の倹約家。お金をかけたプレゼントはあまり喜んでもらえないので、毎年何を贈ろうか頭を悩ませています。 色々考えた結果、「手料理をふるまう」というシンプルな案に落ち着き、普段ほとんど自炊をしない妹と共同作業で、『父の日兼、初心者料理教室』を開催することに。 そこではっとしたのですが、よく考えてみると今まで父に手料理をふるまったことが一度もなかったこと

街コン行ったら、世界を見る視点が変わった話。

「俺は人の反応の全てを、電気信号だと捉えています。」 これは何年も前、私が街コンで知り合った男性からかけられた言葉でした。 彼は大学院で生物について学ばれていたそうで、 結局お付き合いには至りませんでしたが、彼との会話はかなり印象的だったので、今でも記憶に残っていることを、今朝ふと思い出しました。 「感情も、生理的欲求も、言ってしまえば全部電気信号なんですよね。」 今思えば、情緒が無さ過ぎて恋愛の場でする話ではないなと双方に呆れる気持ちにもなりますが、 当時の私はその

文章が奏でる旋律に耳を傾けてみる。

「心地よい文章との出会いは、良質な音楽を見つけた時の感覚に似ている。」 だいぶ前に友人が話していたことを、今になってようやく少し、分かるようになった気がします。 + + + ここ数日の私は少し体調を崩していて、心身共に不安定になっていました。 復活した今日も、文章を読むのも書くのもあまり気が進まず、「記事を書くのはやめようか」と思っていたのですが、 そこでふと、冒頭に書いた文章が脳裏を過ぎりました。 何年も前の、他愛のない会話の一節。 突然何故思い出したのかと、少し頭

”進む”、とは。

先月発売されたスピッツ46枚目のシングルとなる、 『美しい鰭(ひれ)』サビの一節。 以前も少し記事で触れましたが、今年の「劇場版名探偵コナン」の主題歌として起用されたことでも話題になった曲です。 ”抗おうか 美しい鰭で” この曲を初めて聴いた時にすごくはっとさせられ、何度聴いてもこのサビの歌詞には、特別強く胸を打たれてしまいます。 ”抗う”は、『大変なこと』『苦しいこと』ネガティブなことだと思ってどこか忌避する自分がいましたが、 優しいメロディと歌声で「抗おうか」と、

日常の中で見つけた『ぷちモチベーション向上術』

数日前に書いた「6月の目標をゆるく考える記事」の中で、何となくの思い付きで、 『タスクに大げさなタイトルを付けてみる』 と言うことをやってみたのですが、これが想像以上に私のモチベーションを上げてくれたので、今日はそれについて少し書いてみたいと思います。 (その時の記事は、こちら。) ただいま私はnotionというツールを使って、タスク管理をよりスムーズにできる環境作りを目指しているのですが、試しにそのタイトルを、 『notion大改革プロジェクト2023』 と大げ