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京都に移住して、京都暮らしを楽しんだこととか書いてみる【②1年間働かないと決めた】

京都で一人暮らしを始めて、最初はホームシックなりつつも、それを吹き飛ばすほどの楽しい日々。ネットや図書館で借りた本から年中行事を調べ、明日はここへ行こう!来週はお祭りがある!などと計画を立て、ほぼ毎日、遊んでいました。


一カ月が過ぎ、三カ月が過ぎ、失業手当の支給が開始に。最初、考えていたのはこの失業手当の支給が終わったら働いて、それまでは貯金やわずかに貰えた退職金でなんとか暮らそうと。約半年間のニート生活。

でもその半年が経過した時、まだ働きたくない!もっと京都を満喫したいと思いました。だって夏と秋の京都は楽しめたけど、冬と春がまだ。働き始めたら休みの全てを遊ぶことには費やせない…。


悩みに悩みました。主に金銭面。高校を卒業してからすぐに就職して、ずっと実家暮らしだったのでお金は貯められていました。一人暮らしをするにあたってもちろん減りましたが、毎月の家賃や生活費をざっと一年間分を計算して、まぁ大丈夫!なんとかなると判断。

半ば無理やり、思いこもうとしただけかもしれません。でも、なんとかなる精神で頑張ってみようと。誰も知り合いのいない京都へ移住して、一人暮らしを始めたんだから、思いきり楽しまないと。


一生に一度の体験だろうし、忘れられない体験になる。


その決断をした一年後。きちんと職を見つけ働き始めました。お金はなんとかなりました。貯金はほぼすっからかんになりましたが、あの一年間は本当に楽しかったし、アクティブに動いた!京都らしい習い事を始めたり、知り合いや友達と呼べる人もできたり。

仕事を始めたら、京都巡りがおろそかになるかなとも思いましたが、そんなことはなかったです。京都のお祭りは日にちでやる日が決まっているので、それが休みの日とかぶると、よっしゃー!と自転車をかっ飛ばして見に行ったり、桜や紅葉は、仕事前の早朝に見に行くようにしていました。その方が人が写り込まない良い写真が撮れる。

ミラーレス一眼をぶら下げて出勤して、桜見に行ってから来ましたって言ったら驚かれて笑われましたが(笑)


自分で言うのもなんですが、本当に一生懸命、京都暮らしを楽しみました。

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