調本薬局問悶堂『水引で春の栞をつくろう。』
2022年2月25日(土)
「調本薬局問悶堂」としての2回目の活動を、前回同様、三軒茶屋にある猫にジャマされながら働くコワーキングスペース、SANCHACOで開催してきました。
前回の様子はこちら。
SANCHACOに着くと猫ちゃんたちがお出迎えしてくれましたが、新入りの大福ちゃんには水引がおもちゃに見えるようで、テーブルに乗ってきて水引で遊ぼうとしていたところを先輩猫ちゃんにたしなめられていました。
クラフトワーク型のイベントの内容
今回は水引を使って「春の読書が楽しくなる栞をつくりたい」というコンセプトでイベントを開催しました。
提案したのは「菜の花結び」と「梅結び」という春らしい結び方の2種類。
基本のあわじ結びから手を加えていきます。
まずは、好きな水引を3本選んでいただきます。
同じ色3本でもいいですし、3本同じでも、全部違ってもOKです。
水引は90センチと長いので、扱いやすく半分にカットして作業開始です。
今回の参加者はみなさん梅結びをチョイスされていました。
同じ梅結びでも、選ぶ水引の色によって雰囲気が変わるのはもちろん、同じ色でも紐を並べる順番によってもがらっとイメージが変わります。
それから、水引の引き締め加減や端の始末の仕方でもだぶ印象が変わりますね。
「雑談しながら~」と思ってのイベントでしたが、意外と真剣になってしまうのがこの水引、でした……💦
菜の花結びと梅結びの作り方
菜の花結びと梅結び、それぞれの作り方をInstagramに乗せてみましたので、作ってみたい方はぜひご覧ください☻
うれしかったこと
ひとつは、参加者の一人が先日おじゃました「月曜日のお粥さん」でお知り合いになった方がその場で参加を決めてくださったことです。
もうひとつは、「ここでやらなきゃ絶対に水引をやることなんてない」
「なにもやらない休日にするか、水引で栞をつくる休日にするか」で、“水引で栞をつくる休日”を選んでくださったとの声を頂いたことです。
参加してくださった方の中で、ささやかでも”水引”が印象に残り、これからのなにかにつながったり、自分で作った水引の栞で春の読書がより充実したものになったらとってもうれしいなと思います。
ご参加くださったみなさん、応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
『もうすぐ春』に読みたくなる10冊。
さて、もう一つの目的、本の入れ替えも行ってきました。
今回のテーマは『もうすぐ春』に読みたくなる10冊。です。
今回の選書のタイミングで『星兎』を読み返してみました。
やっぱり、自分にとって大好きな本でした。
おすすめなので、ぜひSANCHACOにお立ち寄りの際は読んでみてください。
前回のラインナップはこちら。
今後のこと
この春、子どもが小学生になるので少し先が読めないのですが、やりたいことはいくつもあります。
また、お声をかけていただけている活動もあるので、来年度も「本をきっかけにつなぐおしごと」を少しずつ大きくしていきたいなと思っています。