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自分との対話 🤔

Appreciative Inquiry(アプリシエイティブ・インクワイアリー)
ってご存じですか?

AI会を簡単に説明すると、

「お互いの価値を認め合う」

ための対話です。

会社の組織づくりに役立つ方法ですが
今回は組織ではなく個人対個人で実践したため
その方法を説明します。


今参加しているフリーランス養成講座
(田舎フリーランス養成講座@金谷)
でAI会に参加する機会があり
参加により、自分の人生の目標が明確化したり、相手のことを好きになったりと人間関係を良好にするきっかけとしてもとても役にたったため
ご紹介します!!!!


AI会(Appreciative Inquiry)とは

Appreciative Inquiryを直訳すると、

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という意味があります。

ネガティブな側面(問題)に焦点を当てるのでなく、
組織や個人の持っているポジティブな面に焦点をあて、
対話をすることで組織や個人の内在する可能性が認識できます。

こうして対話していくことにより、
組織や個人の理想像、ビジョンが構築され、
それに向かってなにをするべきか把握でるでしょう。



Appreciative Inquiryと問題解決型の違い


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(参照)
組織変革だと、否定的は考えなどが先行してしまい
チームの一体感が生まれずにお互いの良いところをつぶし合ってしまうこともあるかもしれません。
この手法を使うと、うまく全員の理想を把握し一人一人が強みを活かせる
組織になると思います。

AI会やり方

やり方は簡単。
4つのStepで進めていきます。

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Step 1.発見(Discovery)

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まずすることは、相手の価値を発見します。

話をしていく中で、
   ・自分が得意なこと
   ・うまくいったこと
   ・強み
   ・聞き手はポジティブな質問で相手の良いところ
を見つけていきます。

Step2.理想(Dream)

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2つ目のプロセスは、理想の姿を想像することです。

話していくなかで、
     ・うまくいったこと、強みから理想の姿を想像する


Step3.設計(Design )

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理想の姿を踏まえて、どう現実化させるかを引き出します。

話していく中で、
      ・理想をイメージしながら具体的な方法を考える
      ・何ができるかポジティブな思考で考える


Step4. 実行(Destiny )

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具体的な方法に基づきプランを考えます。

話していくなかで、
       ・方法をより具体的な行動に落とし込む
       ・具体的に行動できるように予定表に組み込む
       ・理想に対して一貫した行動か考える
       ・明日から何をするか宣言する

このようなStepで進めます。

ここからは、私が考えたことを例にあげて説明していきたいと思います。


私がAI会で見つけたこと


例)将来の人生目標

Step 1.発見(Discovery)

・病院で看護師として働いていたが、現在は病院という環境から離れている
・看護師を辞め環境が変わり医療業界を客観的に視ることが出来ている
・看護師として働いたことを活かしつつ、看護以外の働き方を知った
・健康の大切さを知っている

具体的に以下のような以下の質問例がありました。

質問例、、、
・どんなことで感動する? 一番感動した出来事はなに?
・生まれてから小学生までで一番嬉しかった出来事は?
・大きな決断をした時に、大事にしてきた判断基準は?
・これまでで一番人に誇れる経験は?
・これまでで頑張れたことは?
・やっていて苦じゃないことは?
・幸せを感じるときはどんなとき?
・その質問からわかる自分の強みは?

Step2.理想(Dream)

・幸せになりたい。私と関わる人に幸せになってほしい
・私が看護師以外の働き方を知れて心がすっきりしたから
 色んな人に様々な働き方を知ってほしい
・色々な働き方の情報を知ったうえで自分に合った働き方
 をみんなにしてほしい

具体的に以下のような以下の質問例がありました。

質問例、、、
・ワクワクする自分はどんなイメージ?
・身近にいるひとで尊敬している人はどんな人?
・理想のイメージを何か他のものにたとえると?
・子どもにもわかる説明にするにはどうすればいい?

Step3.設計(Design )

・幸せとは、健康、人間関係、お金に充実していること
 何かが欠けてもいけないし、バランスが大切
・今は健康の大切さを伝えられるよ
・人間関係とお金に関しては誰かの力を借りて伝えていきたい
・組織で働くことがむずかしいのならフリーランスになればいい
 フリーランスでも生きていけることを伝える
・世界にはほんとに沢山の働き方、自分らしく生きる方法がある
 その働き方を旅をしながら知って人に伝えたい

具体的に以下のような以下の質問例がありました。

質問例、、、
・理想をイメージしたときに自分が今できることは?
・やりたいことは?
・理想を手に入れるために何を学んで行く?
・なんの強みを伸ばしたら理想に近づく?

Step4. 実行(Destiny )

・まずは看護師さんに働く選択肢の幅を広げてほしい
 →SNSで発信してみよう
・健康・人間関係・お金の充実のバランスについて伝えたい人はだれか
 リストアップする
・フリーランスの様々な働き方を知る
 →フリーランスの勉強会に参加する
・旅行をして様々な方と出会い働き方や生き方を知る

具体的に以下のような以下の質問例がありました。

質問例、、、、
・自分が設定したことに対して明日からできることは?
・1カ月以内にできることは?
・実践したいと一番思うことは?

まとめ

このような形で、自分の人生の目標を明確化し
実行に移せるまでに出来ました。
また、聞き手は相手の話を肯定的な質問のみで聞き続けることで
相手をより理解でき相手の願望を叶えるお手伝いをしたくなると思います。

AI会は、組織改革の理論ですが
自分の目標など個人の話に置き換えて使用することもできるんです。

実際にいなふりで行ったAI会はルールはとても簡単で誰でも気軽にできるものでした。
ルールはたった6つしかありません。

➀2人1組でペアを作る
②聞き手/話し手に分かれる
③話し手は50分間、考えたいテーマにそって自分の話を続ける  
④聞き手は50分間、相手の話をメモする
 ※ポジティブな質問のみする。自分の意見は言わない。否定もしない。
  (話し手が話やすい環境を積極的につくってください)
⑤50分後、聞き手が取ったメモを話し手に共有する
⑥聞き手/話し手を交代する

こんなに簡単に実施でき、自分の事も知り相手の事も知れるのです!


組織づくりをするうえで良く利用されるのは、
問題点を見つけ解決していく問題解決型だと思います。

しかし、この方法を日常的に用いることで
できることや強みに焦点をあてて、解決していくことができ
それぞれの強みを生かし、お互い助け会うことができるでしょう。

助け会うことで組織においてもより一体感が生まれるかもしれません。

このように、どんな場面でも使える
Appreciative Inquiry(アプリシエイティブ・インクワイアリー)
を実生活に活用してみてください!!!






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