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『好きなことをして生きる』という言葉の意味

ここ何年間か『自分らしく生きる』であったり、『好きなことをして生きる』と『個性』を大切にして生きましょうという風潮が流れているが、ふと疑問に思ったことがある。

我々は幼い頃(幼稚園、保育園)から集団行動というものを教えられ、『他人と違う行動はやめましょうね。集団を意識して生きましょうね』と教わってきたのが、大学を卒業すると同時に『自分らしく好きなことをして生きましょう』と言われるのだ。

もちろん今まで集団行動を意識して生きてきたのだから、こちらからすると急に個性と言われても正直ポカンとしてしまう。


私自身も実際大学へ入学したあたりから『自分らしさ』について真面目に考えるようになり、やっと自分が好きだと言えるものが見えてきた所だ。

自分らしさとは


ここからは私個人の見解になるが、そもそも自分らしさというものは存在するようで存在しないものなのではないかと思う。

自分らしさというのは探しても一生見つかるものではなく、自分らしさを探求して行動していく過程でかすかに感じられるものであって定義化はできないものなのではないのか?というのが私の考えだ。


『〜をしている時が一番私らしく感じられる!』と思うことはあるかもしれないが、それは好きだと思うことや、楽しいと思うことをしているだけに過ぎず、それが『自分らしさ』なのかと問われたら言葉を濁らすだろう。


自分らしさというものは言葉で表すことも目に見えることもできないからこそ一生探して『自分らしい』というエッセンスを少しずつ掴み、自分を創り出していくのではないのだろうか?


そうなると自分らしい生き方というものはそもそも存在しないのでは?自分らしく生きることは不可能だが、好きなことをしては生きることが出来るかもしれない。



『好きなことをして生きる』の好きなこととは?


突然ですが、あなたの好きなことをいくつでもいいから書き出してみてください。





好きなことは何個出てきただろうか?


私は以前好きなことをして生きるという意味が分からなかった。
例えば私の場合「花」が好きだ。しかし、花が好きだからと言って「花屋」になろうとは思わない。何故なら「」は好きだが、「花を売る行為」は好きではないからだ。

同じように「ゲーム」が好きだとする。だが、「ゲームをプレイする行為」は好きであっても「ゲームをつくるクリエイターになりたい」と思う人は多くはないと思う。

このようなループで以前は好きなことで生きていくことの意味が分からずにいた。


しかし、ここで気がつくことがある。
好きなことには2種類のタイプが存在している。


※今回は私の意見や考えが沢山詰まっていることと、今の私が本気で考えていることを書いたので、本当に読みたいと思った人だけ読んでもらえるように有料にしました。

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