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学校を嫌がるしゅんくん2 ミラクル子育て④‐2

~子育てに悩む,お父さん,お母さん
先生と呼ばれる人育てをしているみなさん
そして,自分を好きになりたいすべての人へ~

こんにちは!

こちらのブログへ訪問してくださり

ありがとうございます。

不登校の子供,保護者のみなさまの

居場所づくりをしている

ひとみです。

さあ,今日も,学校時代のエピソードを

お伝えしていきますね🌸

今日は

不登校ぎみだったしゅんくん(仮名)のお話その2です。

その1はこちら


学校を嫌がるしゅんくん①
https://note.com/kamiwara/n/n411b40619e90


・゜・゜・。☆・゜・゜・。☆・゜・゜・。☆・゜・゜・。☆

さあ,絵を嫌がって描かなかったしゅんくんですが,

運命の日を迎えます。

それは,授業参観。

担任の私は,もちろん,運命の日だなんて思っていません。

後からわかったことなのですが

彼は,この日を

緊張半分,楽しみ半分で迎えたようです。


4月末の,最初の授業参観。

学校では,ここで授業参観をして

担任を知ってもらったり,PTAの総会をしたり,

そして懇談会で1年間のお話などをしたりする

大切な日です。

担任としては,本当に大変な時期。

新年度が始まり

子供たちとの関係性を築き,

毎日のリズムを整えなければいけない。

授業参観では,新しい学年になった教室での様子を,

保護者の皆様に見てもらうので

教室の環境を整えるのも

本当に大変なんです。

この直後には家庭訪問も控えているので

とにかくてんてこまい。


そんな中の授業参観ですが,

私はいつものような授業を普通に見てもらいました。

算数だったかなぁ。

特別しゅんくんが大活躍した記憶はありません。


普通に問いを立てて,グループで相談して

発表してもらい,答え合わせをして

まとめをしたんじゃないかな。

そうして,授業参観,学級懇談会,

役員会などを経て

長い長い1日が終わりました。


その,数日後のことです。

私は家庭訪問として,しゅんくんのお家へおじゃましました。

すると,お母さんとおばあちゃんが出迎えてくださり

色々と学校の様子をお伝えしました。

そこで,授業参観が運命の日だったことを知ります。


お母さんは,

「しゅんがね,『ひとみ先生のことを信じる。

これからは,もう,学校が嫌って騒いだりしないよ。

大丈夫』って私たち家族に言ったんです。」

と。

それで,何をきっかけに『信じる』と言う言葉が

出たのかも教えてくれました。

「ひとみ先生は,いつも同じ態度の人だ。

お母さんたちが授業を見ていても見ていなくても

とにかく同じように授業をするし,

ぼくたちへの態度も変わらない。

だから,ぼくは先生を信じる。もう大丈夫」

授業参観の日の夜,そう言ってくれたそうです。


びっくりしました。


子供ってそういうところを見ているんだ・・・・と。

おばあちゃんも,うれし涙を流しながら

本当に深く深くお辞儀をしてくださり

お見送りしてくれました。


私は小学校の先生になったのが

自分の子供を産み育てて,下の子が小学生に上がるときだったんですね。

(当時37歳でした)


それまでは,お手伝い程度の経験しかなく

担任になったのは,教員として県に採用されてから。

なのである意味,とてもフラットというか

教員らしくない先生だったのかもしれません。


いつも頭に置いていたことは

☆子供はみんな素晴らしい☆

☆自分がされて嫌なこと,自分の子供がされて嫌なことはしない☆

☆子供一人一人を,大人と同じように一個人としてみる☆

☆みんな,できてもできなくても,そのままで素晴らしい☆

ということ。

(もっとあるかもなので,思い出したら,また綴ります)


裏表があるのが好きではない私は,

いつも同じ態度なんて,

普通だし,当たり前だと思っていました(笑)


(他の先生が態度を変えてるとか,だめとかそういう話ではありません。
普通,少しよそ行きというか,丁寧になるでしょうし,

より楽しい様子を見てもらうのに工夫したりもするでしょうから。)


そんなわけで,

しゅんくんはすっかり元気になり,

毎日楽しく学校生活を送りました。

神経が細やかな彼には,私のようなおおざっぱな感じが

ちょうど新鮮で相性も良かったのかもしれません。

学年が上がり,私が担任じゃなくなってもちゃんとしていました。

4年生になると,学級委員などもやっていて,頼もしかったな。

その学校を異動するときも

本人やお母さんから,感謝のお手紙などを頂いたのは

私の宝物です。

・゜・゜・。☆・゜・゜・。☆・゜・゜・。☆・゜・゜・。☆

敏感なタイプの子供もたくさんいます。

当たり前のことだけれど

何より,誠実に,

一個人として大切に接してくださいね。

それから,子供はすぐに言語化できません。

何が嫌とか,どうしたいかとか

いいことの方が起きたら分かるってこともあります。

(しゅんくんの場合は,

大人を信じられるという安心感が欲しかったんですね。)


人生はゆっくりちょっぴり,

丁寧に進みます。

どうぞ焦らず,何がその子にとって必要なのか

ゆっくり見守ってあげてください。

そして人は意外と自分のことがわからないもの。

これを読んでくださっているあなた自身も,

自分を信じて,ゆっくりゆっくり

自分の本心を見てあげてくださいね。


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みんな,何者かになんてならなくていい

自分そのままで,100点満点
ME(ミー・自分)がE(イー・いい)って思えたら

最高の人生がまっているね。

毎日が幸せであふれますように。

今日もお読みいただきありがとうございました。

ひとみ

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