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学校を嫌がるしゅんくん ミラクル子育て④


~子育てに悩む,お父さん,お母さん
先生と呼ばれる人育てをしているみなさん
そして,自分を好きになりたいすべての人へ~

こんにちは!

こちらのブログへ訪問してくださり

ありがとうございます。

不登校の子供,保護者のみなさまの

居場所づくりをしている

ひとみです。

さあ,今日も,学校時代のエピソードを

お伝えしていきますね🌸

今日は

不登校ぎみだったしゅんくん(仮名)のお話です。


学校を嫌がるしゅんくん


しゅんくんは,小学校2年生の男の子。

1年生の時に,学校が嫌だと廊下で泣き叫んでいた子です。

2年生で担任になりました。

おどおどした目で担任の私を見ていましたが,

ひとまず始業式の日,学校に来て

ちゃんと教室にも入ってきました。

子供はね,前の年どんなに嫌だと騒いでも

本当は学校に行けたらいいなって思っていると

私は考えています。

(もちろん事情によりけりですが)

そして,新学期というものは,

切り替えの時期なのでチャンスだって知っている。

担任も学年も変わって

心機一転,彼は教室に来たわけです。

そうして担任や学校との距離感をはかっている(*^^*)

かわいいですね🌈

私はあえて,普通にしました。

他の子と同じように。

それから数日,なんとなく普通に授業を受けています。

相変わらず不安そうですが

泣き叫んだり,嫌がったりする様子はありません。


そんなある図工の授業のときです。

急にしゅんくんは机に伏せてしまいました。

「絵を描きたくない」と。

なるほど~~~

絵は苦手なのかな?と思った私は

「描かなくていいよ」と伝えました。

何か理由があるのでしょう。

描かなくても,

誰かに迷惑をかける訳ではないし,

担任の私も困らない。

去年泣き叫んで学校を嫌がっていたんだから

別に絵を描かないことくらい

大したことではありません(笑)

それよりも,彼自身の気持ちを知ることが大事だからね。

ちなみに去年は,

どうしてそんなに泣き叫ぶほど学校を嫌がるのか

学校としてはわからずに困っているという

状況でした。

お家の方も,なんとか学校に行かせたい一心で

泣き叫ぶ彼を抱きかかけて,

廊下まで連れてきて,先生に引き渡す。

それでもダメな時は

お母さんが仕事を休んで,教室に付き添う,

そんなことを繰り返していた子です。


図工の時間,嫌なら描かなくてもいいけれど

先生は他の子供たちの絵を見て回ったりするからねって

伝えました。

「暇だけどいいの?」と笑って聞いてみたりして。

授業も後半,彼が鉛筆を手に取ったので

すかさず,

「下絵だけでも描いてみたら?」と促します。

すると,ゆっくりゆっくり描き始めました。

退屈だったのでしょう(笑)

そして,周りの友達が楽しそうに描いていたのも

刺激になったと思います。
少し描いてやめちゃいましたけどね。


何かを嫌がったり,怒っていたり興奮していたりする時,

そんな子供と話すのに

私はあるコツを使います。

それは・・・・・・

【困っているその時には,その話はせず

時間を置く。

そして,本人がリラックスして

怒ったり困ったりしたこととは全く関係のない時間に

本人の気持ちを聞いたり,私の想いを伝えたりする】

です。


午後の昼休み,ちょっとしゅんくんとお話してみます。

すると,保育園時代に「絵が下手」と

友達にからかわれたのが理由で,絵は嫌い,と

教えてくれました。

「そっか,そっかぁ。嫌だったんだねぇ。

どうしても嫌な気持ちになるときは,描かなくてもいいよ」

と伝えました。

もちろん,下手じゃないと思うよって話もしました。


そうして,夜はそのことについて

お母さんに電話をしておきます。

次の授業参観で,しゅんくんの絵だけなかったら

お母さんが悲しんだり,心配したりするかもしれないのでね。

お母さんは,しゅんくんの絵だけなくても

構わない,元気に学校に行ってくれればそれだけで

嬉しいです,と快く了承してくれました。


そうして,

彼の絵はないまま

授業参観を迎えます。

この授業参観がきっかけとなり

彼は学校に行くことをちゃんと心に決めた,

と,お母さんたち家族に宣言したそうです。


どんな授業参観だったか,は

次のブログに綴りますね~~

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みんな,何者かになんてならなくていい

自分そのままで,100点満点
ME(ミー・自分)がE(イー・いい)って思えたら

最高の人生がまっているね。

毎日が幸せであふれますように。

今日もお読みいただきありがとうございました。

ひとみ

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