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初めての本命チョコは思い出のガトーショコラ

昨日は2月14日、バレンタインデー。
彼氏がいる状態で迎える、初めてのバレンタイン。
大手を振って本命チョコを作った。

前回投稿したホールのガトーショコラは、6等分して二切れ彼のために包んだ。
一緒に食べる時間を作れないから美味しい間に彼が食べ切れる分だけ。
渡したのは、11日。その日がバレンタイン前に会える最後の日だった。
ちょっと早くてごめんね、と言って紙袋に入れた本命チョコを渡したところ、何?なんかくれるの?と、バレンタインということを悟ることなく彼は受け取った。

帰ってすぐ一切れ食べたらしい。
めちゃめちゃおいしい!!!と感嘆符を三つも添えてLINEを送ってきてくれた。
私はすごく嬉しかった。

義理チョコを装って本命の人にちょっと綺麗にできたチョコを渡したことはあったけど、本気の本命チョコを作ったのは22歳にして初めてだったから。

お菓子作りは材料から工程まで細部に注意を払うことが大事だと母が言っていたのを思い出して、スーパーの板チョコではなくカルディで買ったクーベルチュールチョコレートを使ったし、有塩バターしか家になかったから無塩バターを探してスーパー三軒回ったし、生クリームは100円の安い量産ホイップクリームじゃなくて生乳を使った100mLで300円のちょっと高いものを買った。ラッピングだって本命らしく可愛い箱にした。粉ふるいもわざわざ買ったんだ。
まあ、根はケチだからグラニュー糖は妥協して家に大量にあった上白糖を使ったけど。

家に帰ってきたのが、彼に会う前日の夜の九時。もともと彼に会える予定ではなかったから、手作りはやめてLINEギフトでチョコレートでも贈ればいいか、なんて思っていたから会えることになって急いで買い集めてチョコレートを作った。


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ガトーショコラは、高校の時に友チョコ・義理チョコのために作ったことがあった。
当時バスケ部のマネージャーをしていた私は、バスケ部の部員たちのために50個くらいガトーショコラを量産した。
その時期、顧問の先生は厳しくて甘いものをプレイヤーさんたちに禁止させられていたから、女子たちはこっそりみんなにチョコを配っていた。

大会前にマネージャーがお菓子を作ってあげるという風習があって、その時には砂糖やバターを控えめにしたり、お菓子ではなくパンを焼いたりと工夫を凝らしていたが、正直味は微妙だったらしい。察したんだ、美味しい!と心から言っている感じはあまりしなかった記憶がある。
そんな思い出もあって、バレンタインくらいは美味しいと心から言ってもらえるものをあげたいと思った。
レシピ検索のときに、検索窓に「生クリーム なし」「バター 不要」と入れるのをやめた。

比較的簡単にできるガトーショコラの動画を見つけた。
簡単といっても工程がシンプルなだけあって丁寧に作らないといいものは作れないらしい。
大雑把な正確な私は、レシピに忠実になって製作しようと意気込んで材料を集めた。


バレンタイン当日、昼休みの時間に部員たちの教室に行って配って回った。
男子にも女子にもあげた。

翌日の部活動で、同学年の女バスのプレイヤーさんが私に「あれ、超おいしかった!びっくりした!」と言ってくれた。
今でも記憶に残っている、そう言ってくれたこと。
「まあ、生クリームも砂糖もたっぷりだからね~」なんて答えてしまったけど、今もまだ彼女がわざわざ私に伝えてくれたその言葉を覚えていて、本命のチョコに同じレシピを採用するくらいには嬉しかったんだと思う。

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そんな思い出のガトーショコラ。
材料と参考にした動画を載せておこうと思う。

【材料】
(セリアで購入した内径14.5cm丸型)
・ チョコレート 150g(カカオ比率高めがおすすめ、私は今回70%程のものを使用しました)
・ 無塩バター 45g
・ 生クリーム 45g
・ 無糖ココアパウダー 30g
・ 全卵 3個(150g)
・ グラニュー糖 95g(今回は上白糖で代用。粗いのでふるいに一度かけました)

【ポイント】
・ 生クリーム、バター、チョコレートの温度を近づけてから混ぜ合わせる
・ 扱いやすさのためにチョコレート生地は湯煎にかけ続けて重たく固まってこないようにする

【参考にした動画・サイト】
【レシピ】ガトーショコラが劇的においしくなる! プロが実践している意外なテクニックを公開

(主にこの動画を参考にしました↑)

(高校の時には主にこれを見て作りました↑)


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