越後屋方式を取り入れる

＜ ストレスを減らす工夫＞

今日は働く皆様へ。

いつもお仕事ご苦労様です。
真面目で、誠実な人ほど
報われないことが多くないですか？

せっかく提案したのに通らない、
提案したらマニュアルにないことをやらなくていい、
もしくは、そんなことまで考えなくていいと言われた、
更には、提案ごと上司に持って行かれた…などは新人あるあるでしょうか。

かと思えば、
一番大変なところを丸投げされて必死で仕上げたら、感謝どころか
「またよろしく」
と便利屋扱いされたとか。
もう既に通常営業が便利屋ですとか。

冗談じゃないですよね。
「テメーでやれ！」
と言えたらどれだけスッキリするでしょう。
でも言わない、言えない。

苦笑いで受け取って、ひとりで黙々と作業し、
『やっと仕上げたのに！』
と静かに怒りつつ、
『引き受けた自分がバカなんだ』
とか、
『無理を重ねることで自分のキャパが広がって行くんだ』
と、とりあえず前向きに考えて
諦めのように受け入れるとか。

私もやさぐれているとはいえ、
教えて頂く立場で現場にいる時はちゃんとやります。
教えられた様に、そして頼まれた様に…。

で、仕事に慣れると出てきますよね。
『これ、必要？』
『この時間なに？』
『この会議、無駄くさい…』
そして、
『これってアタシの仕事？』
『は？アンタがコケたのになぜに後処理こっちなん？』
『これって上に話し通さないとまずくない？』
と。

でも、誠実で責任感があり、人のせいにしないで背負うタイプの人は苦しくなりつつまた頑張る。
ストレス溜まりますよね。
私はふっざけんな！と思ってましたけど…。

世の中、平気で頼める人っているんです。
悪気なく、
「あなたに頼めば確実だから！」
と。
「出来る人だから簡単よね？」
という図々しい理屈で仕事を頼みに来る人。

私は当時母子家庭で子供二人を育てていたので給料やボーナスで返って来るならもっとやったでしょうが、そういう評価にはならない会社だったので、いかにして手を抜くかなのですが、これまた手を抜けない。

こうした方が絶対早い、絶対売れると思ったら、提案するし売上げも立てる。
そして仕事自体は嫌いじゃない、むしろ向いてる。
辞めるには惜しい…。

だったら…
『なんかくれ！』
と思ったんですよね。

収入にならないことをやらせるなら、なんか持って来たら頑張れるぞと。
それ以降は、
「ドトールのアイスコーヒーがあれば…」
から始まって、
「舟和の芋ようかんがあったら…」
となにげに貢ぎ物を要求。

『空腹で残業なんか出来るかい！』
ってことですよ…。

そして休憩に来た人に
「良かったらどうぞ〜」
と、食べてもらったりして。

まぁ、貢ぎ物の横流しですね。

するとどうでしょう…。
人間、腹が満たされるとついうっかり口が滑らかになり、いろんな情報を置いて行くじゃあーりませんか。
なるほどなぁと参考になり、それを組み合わせてラクをする。

ありがとう、貢ぎ物！
ありがとう、皆さん！
おかげで仕事がしやすいです！
越後屋方式バンザイ！
横流しサイコー！

という…、若干、『オマエ本当にHSPか』疑惑を持たれそうですが、頭とHSP特性は使いようだと思います。

必要以上に背負わされて
「なんで自分が」
「なんで自分ばっかり…」
と思っている皆さん。

ガビーンとしつつ苦笑いで受け取ってはいけません。
ひと言でいいので試してみて下さい。

リピート、アフター、ミー！

「え？手ぶら？」

あ、無理ですか…。

では、
「次回から、缶コーヒーかおやつとセットでお願いしますよ！」
と笑顔で。

案外、持って来るんだよなーみんな…。

男がそんなこと言えるか！
と思った方々…。

男も愛嬌です。
平等は身近なところから。

はたまた、
「そんなこと言えるくらいなら器用貧乏やってない！」
と怒るあなたは、もう怒りたくなるくらいやったということで、理由を言うことなく、断る。

皆さん誠実なので『断る理由』が考えられずに背負うのですが、理由はいらないです。
余裕がない、出来ないなら、もう押し返すしかない。

正直言って、腹痛で帰ってもいいんですよね。
具合悪い人に根性論持って来る時代はもう終わりにしたいと私は思います。

『そうはいかない！』

そう思う方もたくさんいるとは思いますが、その怒りって私がお気楽なこと書いてるからでしょうか。
たぶん、何かを頼む、周りに頼む事を許さないご自分に腹立ってないですか？

使命とか、仕事で輝く、家庭で輝くも良いのですが、その前に、
『ストレスを減らす工夫』
が、自分を知り、自分を緩めるキッカケになるのではと思ってます。

心の健康ありきです！

では、またね！

自分も周りも緩めること！