大阪が教えてくれた「おもしろさ」
さて。1月に夫・のりんこくんの地元である長崎に帰省した松本夫妻……。「これ紹介したい!」と思った私は、長崎(佐世保)のグルメについて綴りました。
▼「私」のイチオシ!佐世保グルメの記事はこちら
遅れたお正月休みを利用しての帰省でしたが、実は佐世保で3泊4日した後、私たちは大阪へと飛びました。結婚して一年……初めての旅行!何をしようか?何を食べようか?と、二人して楽しみにしていました。
大阪をどう楽しんだのか……これはまた次回以降で詳しくお話ししていくとして、ここではまず「私」が大阪の地で感じたことを綴っていきたいと思います。
大阪戎橋・心斎橋の凝縮エネルギー
大阪に到着したのは、14時半頃のこと。ホテルでチェックインを済ませると、私たちは早速!外へと繰り出しました。
大阪滞在は2泊3日。その初日なので、まずはホテル近くの戎橋(えびすばし)の商店街を通り、道頓堀を越えて心斎橋のアーケード街をブラブラしよう!ということに。
ホテルを出た時にはウキウキしていた私ですが……いざアーケード街へ着くと、ビビビッと電流のような衝撃を受けました。
とにかく、とにかく圧倒的なエネルギーでした。
(多分)地元の方もいましたが、道行く人は多くが観光客。それも、海外からやってきた人で賑わっていました。聞こえてくる言語からして、中国や韓国の方が多かったです。
「声」という名のある種の情報があちこちに飛び交い、賑やかを通り越して騒がしいほど。けれど、不思議と不快感はありませんでした。東京も東京で、時と場所によってはとても騒がしいですが、ここまでの圧倒的なエネルギーを放っているかというと、それは違うと「私」は感じました。
東京の騒がしさは、どちらかというと「忙しない」と感じますが、この地の騒がしさは「活気に満ちている」ように感じたのです。まだアーケード街の入り口へとやってきたばかりなのに、その圧倒的なエネルギーに気圧された「私」は、ちょっと腰が引けてしまいました。「私」の性格上、それは当然のことだったと言ってもいいのですが。
▼「私」についてはこちら
けれど、アーケード街の入り口に立っただけで気圧されてしまったのは、ありとあらゆる「人」が放つエネルギーがぎゅうっと凝縮されているからだと思うと、フラッとした気軽なお散歩のような感覚でいたのが、まるで未知の世界を冒険するかのような緊張感、そして「この先には、一体何が待っているだろう?」という期待感へと変化していきました。
「まいど!おおきに」
私が嬉しかったのは「まいど!おおきに」という、読んだり・なんとなく知ってるとふんわり心にあったフレーズを、実際にこの耳で聞けたことです。
多分、これを標準語にしたら「お買い上げありがとうございます!」みたいな感じだと思うのですが、なんでしょう……「あんたは俺(私)のダチ!」と言われているような気持ちになるんですよね、不思議なことに。
食べ歩きで、4店のたこ焼きをモグモグしたのですが、どのお店でも「まいど!おおきに」と言ってもらえました。お土産屋さんでも言ってもらえました。
「観光客へのサービスでしょ」という考え方もあるでしょうし、それも「なくはない」と思います。けれど、気さくに話しかけられることが苦手な「私」なのに、この「まいど!おおきに」という声かけには不安になったりソワソワすることはなく、むしろ「えっへへへ!うれしい!!」とワクワクしちゃうくらいでした。
うーん、日本語って奥が深いな!方言でこんなに感じ方って違うんだ!と、新たな気づき!
▼「私」の日本語観
私に声をかけてくれた大阪の皆さんに伝えたい。使い方が正しいかはともかく、笑顔で「おおきに!」と。
人との関わりはやっぱりおもしろい
賑やかで、圧倒されるほどの超エネルギーに満ちた大阪。
人見知りで気にしいで心配性。だからこそ、事あるごとに「ううっ」と怯(ひる)んでしまう「私」ですが、あの街ではとっても開放的になりました。
色んなものが輝いて見えて、色んなものが好奇心を刺激しているのを肌で感じることができたし、最終的にはなんとなく「あれ……私、今結構ココに馴染んでるんじゃない!?」とすら思いました。初めてのこと・場所は苦手で苦手でたまらないのが「私」のはずなのに。
この写真をご覧ください。すごく馴染んでませんか?しかも、なんとなくオシャレっぽく見える……!
「初めてが苦手」「人見知り」「気にしい」「心配性」
それでも、賑やかな雰囲気、そしてとっても気さくな「まいど!おおきに」に身を任せてみると、本当は人と関わることが大好きな「私」がそろそろと進み出てきて、最終的には「人との関わりって、やっぱりおもしろい!」と笑顔で大阪を満喫できました。
▼恥ずかしがり屋も浮かれてグリコポーズ!上げる脚、間違ってますけども!
忘れたまま・眠らせたままではもったいない「好奇心」を思い出させてくれた大阪よ、最後にもう一度言わせてくれ!
「おおきに!」
私という「個」を応援してくださると嬉しいです。このnoteで行っていきたいあなたの「進化」のお手伝いにて、恩返しできればと思います。