「ストレスフリー」は世界を滅ぼす
あなたは「ストレス」をどう思いますか?
日々の生活の中で「ストレス」を感じない人はいないと思います。生まれたばかりの赤ちゃんでも「ストレス」は感じます。
仕事のストレス・人間関係のストレス・悩み事のストレスなど人によって様々ですが誰しも何かしらの「ストレス」を感じています。
そしてストレスを無くそうと「ストレスフリーの生活を目指そう!」という風潮もあり世間は「ストレス」を悪者として排除しようとしています。
人間は「ストレス」を感じるとメンタルに影響を与え、気分が落ち込み始めます。最悪うつ病になり自ら命を絶つ人もいます。そう聞くと「ストレス把悪」と印象を持つでしょう。
ですが人間が生きていく為には「ストレス」が必要不可欠です。ストレスというのは、1つの「刺激」です。どれだけ楽しいゲームでもやり続けてたら飽きてきますよね。それはそのゲームからの刺激が少なくなってきているからです。
スマホだってそうです。最初スマートフォンが発表された時「これは革命を起こすデバイスになる!」と世間が大騒ぎしました。販売店には何時間も並んでいち早く新たな文明を手に入れようと必死な大人が何千人・何万人もいました。
確かにスマホは革命を起こしました。今では小学生までも当たり前の様に持っています。でもあの時の興奮はもうありませんよね。新商品が出たらその時は盛り上がりますがすぐに興奮の波は消えていきます。
興奮も1つの「刺激」です。この様に「刺激」とは、人間の生活を楽しませるクスリでもあるのです。もし「ストレスフリー」が実現したらどうなるのか想像出来ますでしょうか?
人間は「ストレス」という刺激があるから動いていると言っても過言ではありません。「ストレスフリー」とは全く刺激のない生活です。人間が全くストレスを感じなくなったら、確実に経済がストップします。全国民が働くことに対してやる気を失うからです。
ストレスが無くなると、ゲームに飽きるとかテレビに飽きるという軽い話では済まされません。言ってしまうと「生きる事に飽きる」という状況になってしまうわけです。
なのでストレスを悪者扱いしている人は、生きる為に必要な大事な物を貶している事になります。「ストレスフリー」を作り出す事は、とても危険で人類の生存に関わる問題だと思ってもらえたら幸いです。
ですが1つ大事なポイントがあります。
それは「命を滅ぼすストレス」です。
ストレスには2種類あります。「生存ストレス」と「破壊ストレス」です。
「生存ストレス」とは、先ほどからお伝えしている様に人間が生きる為に必要なストレスの事を表します。
「破壊ストレス」とは、人間の健康を狂わせ、寿命を悪化させるストレスの事を表します。
しっかりとこの「2種類のストレス」を見極められないと、無意識に「破壊ストレス」に侵される可能性があります。
見分け方は「拒絶反応を起こしているか?」がポイントです。
例えば仕事で考えてみましょう。「仕事のストレスがやばい」とか「仕事に行きたくない」この様に考えている大人は山ほどいます。そういう大人は口ではそう言っても「行かなければいけない」と分かっているので、渋々毎日仕事に行きます。
ですが
仕事の事を考えると
・身体に蕁麻疹が出る
・下痢や嘔吐
・精神疾患の症状など
このよう明らかな異常が発生した時は、もう既に「破壊ストレス」に侵されています。
なのですぐに病院に行って下さい。
ほとんどの人は「生存ストレス」のまま維持することが出来るのですが
一部の人は「生存ストレス」を「破壊ストレス」に変化させてしまう時がある為、拒絶反応を起こした時はすぐに病院に行って下さい。
「生存ストレス」と「破壊ストレス」の違いを理解出来たでしょうか?
そしてもう1つストレスを語る上で、絶対に見逃せないテーマがあります。それは「ストレス解消法」です。
実は世間が当たり前にやっている「ストレス解消法」は、全く効果がないものばかりだと知っていますか?
なので次回は「世間が無意識にやっているストレス解消法の闇」についてお話しします。
フォローしてお待ち頂けたら嬉しいです。
それではまたごきげんよう。
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