見出し画像

本「とるとだす」

畠中恵著、しゃばけシリーズ16作目。
オーディオブックにて。

この本を聞いていた数日間。
実はとっても忙しくて
バタバタしていて
そのせいか、気もそぞろで聞いてしまった感じ。
あぁ、せっかくのしゃばけシリーズなのに。

気持ちがモヤモヤしている時って
聞いても内容がモヤモヤ・・・
はぁ。人間って不思議だなあ。

一太郎の父、藤兵衛が
息子のために色んな薬を飲んじゃった。
っていうお話など。

でもねー、
大店の主人で常識のある大人の藤兵衛さん、そんなこと
どう考えたってしないよーーー

どうしちゃったの?この設定。

まあ、そんな気持ちがあったからこそ
このシリーズはイマイチ、心に入ってこなかったのかもね。

でも、一太郎が父親を救うために
妖一堂に「助けてほしい」と頭を下げて懇願するシーン。
なんだか自分に足りないのはこれなんだ、と思った。

そう。
私はなんでも自分で抱えちゃう困ったおばちゃんなのだ。
だからこそ、バタバタして
心にモヤモヤを抱えてたのよ。

一太郎を見習わないとな。
一人のチカラなんて本当に
大したことないんだから。