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本 「隠居すごろく」

西條 奈加著。

巣鴨の商店のご隠居さん。
夢見た隠居生活を始めたけど、孫がやってきて
色んな問題に巻き込んでいく、っていうストーリー。

仕事だけしていきた頑固で短気なおじいちゃんが、
孫のおかげで新しい世間、新しい人たちに揉まれて
成長していくっていう。
うん、なかなか面白い。
よくあるのは、子供や若者の成長ストーリー。
でも、これはおじいちゃんの成長ストーリーなんだよねー。
うん、斬新!

夢見た風流な隠居生活、とは
全然遠い、波乱万丈の隠居生活。
でも、それはそれは豊かな隠居生活になったのでした〜
めでたし。めでたし。

あ、舞台設定が「巣鴨」っていうのも良かった。
時代小説って大抵、日本橋とか両国とかが多いよねー

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