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本「てんげんつう」

畠中恵著。しゃばけシリーズ18作目。
オーディオブックにて。

一番心に残った場面は、
一太郎が幼い許嫁の おりんちゃんのお父さんに
きちんと挨拶をするところ。

あぁ、一太郎、なんだか肝が据わってきたねぇ、
と母ゴコロ。嬉しくなってしまった。

おりんちゃんも、
最初に出てきた時には
幼かったのに
今ではちゃんとご挨拶もできるし
手紙も書けるわけで・・・

このしゃばけシリーズの面白さは
主人公も、出てくる人たちも
みんな成長していくところ。

一緒に、時を過ごしている、そんな感覚がある。

あやかしたちは歳を取らないけどー。

だからこそ、次はどうなるのかな?とか
この先どうなるのかな?って
みんな期待して読み続けているのでは。

うん。おばちゃんも
一太郎始め みんなの成長を見続け
見届けたい。