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絵本がすき

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読書日記の中から絵本(に類するもの)をまとめます
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#読書記録

【読書日記】9/26 和風?なのかな。「おやすみ、ミユキ」

おやすみ、ミユキ ロクサンヌ=マリ・ガリエズ (ぶん),セング・ソウン・ラタナヴァン (え)…

【読書日記】8/30 エミリ・ディキンスン期到来中。「まぶしい庭へ」

まぶしい庭へ エミリー・ディキンスン (著),ターシャ・テューダー (絵),カレン・アッカー…

【読書日記】8/27 いつか忘れられる日を思う。「ボタンちゃん /小川洋子」

ボタンちゃん 小川洋子(文),岡田千晶(絵) PHP研究所 小説もエッセイも大好きな作家さ…

【読書日記】7/20 めでたしめでたし。「みどりのがけのふるいいえ/なかの真美」

みどりのがけのふるいいえ なかの真美 著 世界文化社 高い崖の古い家に住んでいる猫は、近…

【読書日記】7/16 夏といえば。「夏のおとずれ/かがくいひろし」

朝から日差しの強い三連休の中日。 ラジオからは甲子園の予選の中継が流れます。熱戦といいま…

【読書日記】6/29 初夏を喜ぶ。「野ばらの村のおひっこし/バークレム」

野ばらの村のおひっこし (野ばらの村の物語) ジル・バークレム (作・絵),こみや ゆう (訳…

【詩歌の栞+α】夏雲の生まれた日の問い。「最初の質問/長田弘」

昨日、「なぞなぞ大事典」を読んで、問うこと、答えることについて考えさせられました。 質問、というと、思い浮かぶ詩。長田弘さんの「最初の質問」 私が持っているのは、いせひでこさんがイラストを描いている絵本です。 この詩で問われていることに、ひとつひとつに答えていこうとすると、立ち止まり、悩み、考えてしまいます。 いつも同じ答えになる質問と、その時々で変わる質問と、毎回悩んで答えの見つからない質問があります。 いつも同じ、と思っていた質問 「問いと答えと、今あなたにとって必要

【読書日記】6/21 夏至です。妖精たちの宴。

夏至です。朝から降っていた雨も夕方には上がって、いつもより明るい宵を堪能しました。 と、…

【読書日記】6/20 合歓が咲いた。夏至が近い。「リーサの庭の花まつり/ベスコフ…

リーサの庭の花まつり 著者 エルサ・ベスコフ (さく・え),石井 登志子 (やく) 童話館出版 …

【読書日記】5/29クンマーシュペックの母より我が子へ「翻訳できない世界のことば…

翻訳できない世界のことば  エラ・フランシス・サンダース 著  前田まゆみ 訳  創元社 …

【読書日記】5/27 氷菓がうれしい季節。「300年まえから伝わるとびきりおいしい…

300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート  エミリー・ジェンキンス 文 ソフィー・ブラ…

【読書日記】1/17 図書館で考えた。『コブタをかぞえてⅠからMM /アーサー・…

コブタをかぞえてⅠからMM アーサー・ガイサート (作),久美 沙織 (訳) BL出版  仕事…

【読書日記】1/19 うさぎとかめとおんりーわん。『いそっぷ詩/谷川俊太郎』

いそっぷ詩 谷川俊太郎詩集 谷川 俊太郎 (詩),広瀬 弦 (絵)小学館 もう一月も後半に入り…

【読書日記】1/23 やさしさって何だろう。「しんせつなともだち/方 軼羣」

しんせつなともだち (こどものとも絵本) 方 軼羣 (作),君島 久子 (訳),村山 知義 (画)福音館書店 天気予報が繰り返し大寒波襲来を伝えています。 雪が似合う我が家のうさぎ本の中の一冊。 食べものがない寒い雪の日。食べ物を探しに出たうさぎは、かぶをふたつ見つけました。ひとつ食べて、もうひとつのかぶを「ゆきがこんなにふって とてもさむい。ろばさんはきっとたべものがないでしょう」と持っていきますが、留守だったのでかぶをおいていきます。  家に帰ってきたろばは、さつまい