トレジャーマップの四等の甥と姪。訪問介護とれじゃーまっぷ

元競走馬ゴールドシップ産駒3頭、ポニーが一頭、保護猫6匹が社員です。障がいを持つ方の就…

トレジャーマップの四等の甥と姪。訪問介護とれじゃーまっぷ

元競走馬ゴールドシップ産駒3頭、ポニーが一頭、保護猫6匹が社員です。障がいを持つ方の就労支援、グループホームの建設を目指していきます。 すべての始まりは、競走馬トレジャーマップの存在。 元競走馬と元外猫のお世話を、障がいを持つ方のお仕事としていきます。馬も猫も人も豊かな生涯を。

最近の記事

ゴールドトレジャーと息子との現況

先だって私は足の怪我をして、状態が思ったより悪く、緊急に入院をして、手術をした。 まだ歩行がままならず、松葉杖では長距離が歩けないので、車椅子の生活になってしまった。 足を下げた状態が続くと、患部が腫れ、治癒が遅くなる他、痛みが強くなる為、ゴールドトレジャー達に会えない日が続いている。 お父ちゃんがいれば、寂しさは半減で済む動物達もいるが、ゴールドトレジャーと息子のピーターは、 絶対に私がいなければダメな子達である。 入院中、私を待って玄関の側を離れなかった知的の障がいを

    • リアルな夢に悩まされる日々

      ご存知の方も多いかと思うが、三重県の多度大社の神事の中に「上げ馬神事」という残酷極まる、人間から馬に対しての行為がある。 現在弊社は馬に関わる者として、全面的に廃止を求める意見を述べている。 ご存知の方の方が多いかと思うし、長くなってしまうので、祭りの全貌は省略させて頂く事をご容赦願いたい。 さて、この神事を知ってからの私は酷いショックを受け、まるで物語や漫画の中でしかあり得ない光景に、精神が参ってしまっていた。 人間とは、自分と同じ生きている命に対して、ここまで残虐

      • 事業を始めてからの初めての給料

        ゴールドトレジャーを引き取ってから、来月の25日で一年になる。 この一年間は、とにかく辛かった。 開業が昨年の10月。 開業資金だけでも四苦八苦したが、馬社員が3頭やって来た。 毎月の締め日に冷や汗をかき、支払日にはお金を掻き集め、クタクタになった。 馬を迎える初期費用の工面に、眠れない程に追い詰められ、それを終えると、毎月の飼育代が秒で待ち構えていた。お金の苦労はどこまでも追いかけてきた。 事業が回り出すまでの一つの目安がやはり1年なのだろう。 今月になって、開業以来

        • ある日の息子達の会話

          「あのねー、僕の部屋はすごーく汚いんよねー。」 何の前触れもなく、ピーターがハッチャンに話しだす。 ピーターの部屋は、掃除しても掃除しても、翌朝には、エライ事になっている事を、自慢気に話している。 「だから、泥棒が入れない部屋なのであーる!! あっ!!先に入られた……みたいな。」 「どっ…泥棒!!!!」 小心者のゴールドトレジャーは、この言葉にだけにエラく反応していた。 「あんた、警察には行ったんかい??!!」 「あっ、タンポポ食べる??」 話が全く噛み合わず、

          アンの元飼い主が現れた

          昨日、このブログによく登場するおばちゃんの元に、アンの元飼い主が現れた。 アンを置いて引っ越しした、アンを捨てた元飼い主。 「あなたの所にいるんじゃないかと思って!! ねぇ、あの子元気にしてる?少し顔を見に来たんよ !!」 ど厚かましい態度と言葉をペラペラと並べたらしい。 捨てておいて、好きな時に勝手な行動がとれる、権利を手にしていると思う、自分勝手な思考回路と常識を疑う。 「知らんよ。あんたが勝手な事するけぇ。ずっと飼い猫が生きていける程に、外猫の世界は甘くないわ

          命と向き合う理由は?私の悲しき運命から学んだ事

          人間生きていると、その時間が長ければ長い程、辛い出来事が多くあるだろう。 私の人生は波瀾万丈である。 振り返ると、湾岸戦争が起こった日に、父の趣味の株は大暴落し、一日で1億の借金を背負い、その借金は利息が重なり、総額12億となった。 笑ってしまう程の多額の借金は、私達母娘の生活の最低限を全て奪った。 真面目な母であるのに、母はそのうちの半分の6億円の保証人に、知らぬ間にさせられていた。 それまでにも増して働く母。 しかし、全ては借金の支払いに消える。 家には借金

          命と向き合う理由は?私の悲しき運命から学んだ事

          ハッちゃんとピーター

          「ハッちゃん。ハッちゃん。」 隠れながら、ゴールドトレジャーを呼ぶある日の愛息子。 「はっ…!?来よった…。どこじゃ?どこにおるんじゃ?」 この世の中で、ただ一つだけの、思う様にいかない存在…。 私の息子がそれになった、今日のゴールドトレジャー。 キョロキョロとする、トレジャー。 長い時間その前置きがあり、おそらく馬とはこれ以上には絞れない程に、耳を絞るゴールドトレジャーである。 息子には、ペースを乱され続けている。 ウザいが、気になる存在である様だ。 そして、チ

          人参争奪頭脳大作戦

          ある日の藍姫とゴールドミルクは、ほのぼのと会話をするかの様に、仲良く放牧していた。 お母ちゃんの姿を見ると、放牧後は、人参が待っている。 「ちょっと!!あれ見んさいや!!ミーちゃん!!」 「あっ!!おばちゃんが来とる!!今日はようけ人参が食べれるね!!お姉さん!!」 私に気が付き、ソワソワする二頭…。 「でも、ミーちゃん、あの真っ白いのがようけ食べたら、ウチらの食べる分が少なくなるわいね…ウチがちいと怖がらしちゃるわ!!」 「バカ言いんさんな!!お姉さん!!」 ピ

          馬生最大の一大事の起こった日のゴールドトレジャー

          私には、知的の障害を抱える息子がいる。 時折この息子は、トレジャー達に会いにくるのだが、初対面の日、ゴールドトレジャーは、馬生最大のピンチに陥るのである。 トレジャーは、いつもの様に、人参おねだりの可愛らしい姿を装っていたが、息子のある一言で全身に衝撃が走った。 「お母さん」 と、息子が私を呼んだ…。 トレジャーは、マジマジと息子の姿を見た。 そこには、私の遺伝子を持つ青年が立っていた。 コイツはきっとただ者ではない…。 「なにっ…!?!?!!!!!!」 「お

          馬生最大の一大事の起こった日のゴールドトレジャー

          多頭飼い崩壊のお年寄りの飼い猫達の終の住処とは

          前回お話させて頂いた、多頭飼い崩壊の猫達の、その後についてお話したい。 飼い主自体は、猫達には愛情がある様子で、親子、兄弟、姉妹である猫達を、離れ離れにはしたくない気持ちが強かった。 家の中で飼う事、家の中では自由である事、適切な医療を施して貰いたい事など…。 出来れば、毎日会わせて欲しい。 合計9匹。苦渋の選択の末、誰かは知らないが、誰かに託す事を決めていた。 ここまでは納得なのだが、最後の条件にぶったまげた。 「あの…タダで…やってくれる人か、あなたが全部面倒みてく

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          保護猫軍団はね、みんな訳あり猫さん。でも、猫達パラダイスを作りたい

          保護猫軍団に新入社員がやって来た。 私が猫達と関わる中で、度肝を抜かれた経緯を持つ 13歳の雄猫、アン。 うちの猫達は、全員大ファンだった競走馬の名前を頂いている。 バリさん ミルク ルージュ そだし オーシャン ブルー タマモベストプレイ そしてアンは、アンコイルドから名前を頂戴した。 アンは目も見えない様な子猫の時に、私のブログによく登場する、保護猫のプロ、おばちゃんによって車が行き交う道路で保護された。 そして、「すごく可愛いから、飼いたい!!」 と、名乗り

          保護猫軍団はね、みんな訳あり猫さん。でも、猫達パラダイスを作りたい

          猫の多頭飼い崩壊を作った飼い主の人柄

          昨年の夏、同じ地域のあるお年寄りの方から、飼い猫についての相談を受けた。 「自分は肺と心臓が悪いので、猫の今後の事が心配なので、相談に乗って欲しい。」 と言われた。 翌日、お宅にお邪魔した。 広い敷地の中には、立派な広い家が建っていた。 しかし、一歩足を踏み入れてみると…、 酷い悪臭と、籠った空気。足の踏み場のない程に積み上げられたゴミ。埃とゴミで、目が痛い程であった。 真夏でも出されっ放しのコタツの上には、自作の酸素カプセルに入った茶トラの猫がいた。 そして、2階

          ゴールドミルク(ホットミルク)の末娘の意外な素顔

          最近の放牧中、意外な出来事が起こった。 いつもの様に、藍姫から放牧を始める。 次にミルクが放牧場へと…。 藍姫がミルクに駆け寄り、顔をくっつけて、挨拶を始める。 そして、二頭は寄り添う様に放牧を楽しむ。 そこへ、長男ゴールドトレジャーの登場…。 すると…。 二頭のうちの一頭が、ゴールドトレジャーに駆け寄り、 威嚇を始めた。 トレジャーは、 「なんじゃー!!ワシゃ、まだ何もしとらんわい!!」 と、言いがかりをつけられた様な気分になったのか、たいそうムカつき、その

          ゴールドミルク(ホットミルク)の末娘の意外な素顔

          なぜ馬なのか?私が生まれてきた理由

          「なんで僕を産んだんじゃー!!!!」 今年の冬の広島は、私が産まれてからの長い年月 あまりに見ない程に、よく雪が降りよく積もった寒い冬であった。 知的の障害を持つ息子は、寒いと不穏になる。 今年の冬もよく暴れ、よく泣いた…。 周りも辛いが、本当に辛いのは本人で、出来る事ならば代わってやりたいと思った。 私が代わって、彼の人生を生きてやりたいといつも思う。 さて、これから私達が三頭の馬息子、馬娘達、猫ベビー達と進もうと思う道。 背景には、引退馬や外猫達の穏やかに生

          トレジャーと藍姫の仲、その後…。

          トレジャーと藍姫の仲に進歩があった…。 身体が小さくのんびりなミルクには興味がなくなり、売られた喧嘩は必ず買う藍姫が、トレジャーのホットスポットとなった今日この頃…。 昨日、この二頭にある変化があった。 人参を奪い合って、ギャンギャン威嚇をし合う最中、藍姫が自らの馬房の扉を後ろ足でぶっ飛ばした。 真っ直ぐになおされたばかりの扉は、アーチ状に曲がり、物凄い音と共に藍姫はぶち飛んだのである。 藍姫は扉をよくぶっ飛ばすのだが、この日のトレジャーはその現場をモロに見てしまっ

          「訪問介護とれじゃーまっぷ」のこれから

          先だって、競走馬ホットミルクの競争時代の関係者の方 から、ミルクの浦和競馬での、現役時代のメンコを頂いた。 折りたたまれた、牛柄の布が視界に入った瞬間に、 「はっ…」 と息を飲んだ…。 「ホットミルクのメンコだ!!」 クラブ長がプレゼントだと言って、静かに渡して下さった。 もう、それが何かを説明して下さる必要もなく、私はそれを頬ずりして抱きしめていた。 愛しいミルクのメンコ…。 牛柄の愛らしいメンコ…。 ミルクが小さな身体で走り抜いた証のメンコ。 もう涙でグチ