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うたコラム

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詩に関する記事をご紹介
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#詩

詩と評価について、足を止めてじっくり考えてみた。

この記事を読もうと思っていただき、ありがとうございます。 この記事を必要とする、と想定する人たち。 noteにいる詩人 note以外の詩人 クリエイティブな作業を日常の中で行っている人たち 他にもこの記事を読むかもしれない人たちはいる、と思いますが、とりあえず、このような人たちを想定して、記事を書いていきます。 ※この記事は、3700文字程度の文字数があります。それを考慮して、目次等をご活用ください。それでは、始めます。 自分が書いた詩に、誰もいい評価をしてくれ

【自分を変えたい人へ】詩とか、いろいろ。(1)

詩作品「今海岸に乗り上げている」 海岸に 乗り上げ空は 晴れ 崖の上の桜は 夏に転生 海岸の 向こうに船は 今帆上げ 波にゆらゆら ゆれているだけ この詩にまつわるエッセイ海。日本には、多くの場所に海が存在している。 もちろん、地球規模で考えても、北の果てにも、南の果てにも、西の果てにも、そして、東の果てにもある。そこから、朝日が昇り、西日がきつくなり、やがて夜になる。 昼間遠くに、ボートを漕いでいた人がいたような気がする。 その人は、自分に何かをしてくれるわけ

「空」を詩作に役立てよう!

僕が思う「空」の定義空とは自然界の王様 空とは自由 空とは虹色 「空」をどうやって詩作に役立てるの?気分転換に空を見上げると、また詩作に取り掛かろう、という気分になる。 空を詩作の題材にしてもいい 空は心に余裕を作り出す。創作のひらめきなどにつながる。 「空」の魅力空は誰の場所にも存在する 空は春夏秋冬それぞれの顔がある 空は天気=誰かとの雑談の種となる

詩は、自分を鼓舞する。

詩は、自分を鼓舞するとは、どのような状態を指すのか。ポジティブな言葉を文字にすることによって、抱えていた感情が明らかとなって、元気になる。 ネガティブな言葉を文字にすることによって、抱えていた感情を整理できて、スッキリする。 詩を書くことによって、誰かに読んでもらい、いつのまにかつながりに支えられている。 詩で、自分を鼓舞するには?少し熱量を込めて、詩を書く。 そうすれば、ポジティブな感情がさらに明らかとなり、ネガティブな感情は外に整理整頓され、力が込められた作品は誰

詩作とは?詩作の3つのメリット、方法についても考察。

「詩作とは、何か?」 「詩作をするメリットって、あるの?」 「詩作を行うための方法を訊きたい」 これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。 僕は、詩作に関することを、10年くらい続けてきました。 自由律俳句っぽいものを作ったり、詩のブログを運営したり、詩のコミュニティに所属したり。詩の賞やコンテストに挑んだり、まあ、色々です。 そんな僕なんですけど、今回、詩作とは何かについて、考えてみました。 僕は、プロの詩人というわけではありません

詩の読み方~知れば楽しくなる5つのコツ~

「詩の読み方を知りたい」 「詩を、もっと楽しみたい」 これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。 僕は、詩作とともに、いくつか詩集も読んできました。 詩は、むずかしい。けれども、なぜか惹かれて、楽しく読む方法を模索し続けました。 今回は、模索し続けたことに対する一定の回答を、書き込むことにします。 客観的な情報も確認しつつ、詩を楽しく読む方法について、考察しますね。 詩を楽しく読めることは、noteで詩作を行う人たちや創作活動を行う人

詩人とは、何者なのか。詩人になる3つの方法も解説。

「詩人とは、何者なんだろう?」 「詩人になるには、どうしたらいいかな?」 これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。 僕は、詩作の経験を、3年、もしくは3年以上に匹敵するくらい、積んできました。 詩論を本等からインプットし、過去に詩論記事も、いくつか書いたことがあります。 詩に関する卒論も書き、ありがたいことに、「秀」という評価もいただきました。 そんな僕なので、「詩人とは何者なのか」「詩人になるにはどうすればよいのか」色々考えてきまし

構想と構成で、スムーズに詩を作成する方法。

構想と構成によって、スムーズに詩を作成する方法について、述べたいと思います。 ここで言う構想は、詩のアイデアで、構成は詩の行と連になります。 なぜ、構想と構成によって、スムーズに詩を作成できるかというと、道しるべのようなものを配置でき、しかも即興的に詩のリズムを生み出すことが可能だからです。 具体例を出してみます。 まず、構想を練ります。 僕は、何かに何かをぶつけて構想を変化させることもあるし、そのまま実体験を音楽的に表現することもあります。 例えば、ペットボトル

詩の行についてのわかりやすい考察|ミニ記事

詩の行についてのわかりやすい考察をしていこうと思います。 その1:詩の行とは、何か。 詩の行とは、詩の段であり、強調や余韻を漂わすために必要なのではないか、と思います。 強調とは、詩の行の一段を、集中してみてもらう効果があると思います。 余韻とは、文を切り分けることで生まれ、行終わりでスパッと切れる想像力を育む効果があると思います。 その2:詩の行の数には、どんな意味がある? 詩はそもそも、ある一定の切なる感情を、一定のスペースに書き出すということだと思います。

詩の読み方まとめ|ミニ記事

今まで、詩関連の記事を書いてきて、詩の読み方の記事もたまってきたので、まとめて簡単に紹介したいと思います。 1つ目に、詩は何度も読んだ方が無難だと思います。 なぜなら、詩は多重構造をしていたり、見るごとに色々な発見や、そのときの感情にも左右されるからです。 2つ目に、谷川俊太郎さんの詩を入口に、様々な詩集を読むとよいと思います。 なぜなら、谷川俊太郎さんは、日本を代表する詩人で、詩も読みやすく、様々なバリエーションの詩が存在するからです。 3つ目に、詩が好きという小

詩の上達には、〇〇が最適。|ミニ記事

自分の詩を上達させたいと本気で思うなら、やっておいた方がいいことがあります。 それは、写経です。 写経とは、詩集から詩を書き写す、ということです。 なぜ、写経がいいかというと、写経は、手を使い、頭も使い、詩人の気持ちをまるで本人が書いていたときと重なるように、感じることが可能だからです。 写経というと原始的な感じがありますが、あまり侮る必要はない、と思います。 具体的な方法としては、まず詩集を買います。 なるべく、名詩、日本海外問わず写経をするといいのではないか、

読解力を鍛えるには、詩が有効?(ミニ記事)

皆さんは、読解力がある、と思いますか。 読解力を上げる方法は、ネットで色々出ていますが、正直、これを押さえれば、短期間で効率的に読解力が上がるのではないか、と実感として思っています。 それは、詩を読むということです。 詩は、基本的に能動的に読む、と思います。 そして、多面的に言葉を読み解いたり、小説よりも高い想像力を発揮しやすい、と思います。 この記事の内容は、最近の僕の体験から閃いたものなんですが、詩を何度も繰り返し、寝る前とかに読むことによって、いざ小説を読もう

死と詩

ここでは、死と詩の関連性について述べていければな、と思います。 谷川俊太郎さんが、詩ではなく、死のことについて本で述べているようですが、ここでは個人的な見解を述べておこうかな、と思います。 僕の見解では、死を見つめることを行うと、人は詩についても考える傾向があるのではないか、と思います。 つまり、死と詩に関連性があるというか、近いものがあるというような気がします。 僕は昔、いじめで死の淵に何回も立ったことがありますが、そのとき命のリアリティを感じました。 自分が生き

詩が好きな人は、こんな人。

詩が好きな人、いますよね? このnoteでも、様々な方たちが、詩作を行っています。 もちろん、僕も詩作を行っていることは事実です。 それで、自分で申し上げるのは、恥ずかしいことで、謙虚に言わせていただくと、詩が好きな人は、愛に敏感なような気がします。 ここで言う愛とは、感情に似たようなものです。 喜怒哀楽とあるあの感情のようなものですね。 そしてそれ故に、やさしい人が多く、傷つきやすい一面も持っているのではないか、と思います。 詩が好きな人は、万物を愛する器があ