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八木幹夫さんの詩集『郵便局まで』レビュー

八木幹夫さんの詩集『郵便局まで』レビュー

まず言えることは、この詩集が来たとき、本がデカいと思いました。

堂々としているような本の出で立ちで、八木幹夫さんの人柄が垣間見えるようです。

それから、表紙の木の描かれ方が、独特で、思わず見入ってしまうものがありました。

その木は、p.36にある『老木の前で』から来ていると思われます。

知的なもの・壮大なもの・ユーモア・散りばめられた日常・ちょっとしたスパイス・ファンタジーetc.

八木幹夫さんの様々な世界観が、浮き彫りになっています。

ちなみに、わたしが一番好きな詩は、『九月の森と海』です。

八木幹夫さんの詩集『郵便局まで』から得られた3つの教訓

本来、詩から得られるものと言えば、具体的で実用的なものではなく、情緒や感情といった抽象的で精神的なものです。

それなのに敢えて得られた教訓という見出しなわけですが、まず挙げられるものがあるとすれば、八木幹夫さんの人柄に対する共鳴でしょう。

もちろん、八木幹夫さんの詩が合っていないという人は、得られるものが少ないと思いますが、八木幹夫さんの人柄、堂々とした態度、壮大なものを、わたしは受け取れたので、共鳴していくものがありました。

それから、『老木の前で』という詩からですが、自然への畏敬の念、わからないものは、わからなくていいじゃないか、ないわけじゃないんだし、というようなもの。ここでわたしは思い出しましたが、昔こういう言葉を紡ぎました。

『うつくしきものときあかすなよ』

まさにこれと同じようなことを言っているのではないか、世界の不思議はすべて論理的に解き明かす必要はない、不思議なものは不思議なまま感じるからこそ価値があると、今でもわたしはそう思うのです。

そして、八木幹夫さんが紡ぐ世界観は、わたしに言葉以上の視野の広さ、宇宙の恩恵を授からせていただいたのです。

八木幹夫さんの詩集『郵便局まで』から実際に起こせる3つの行動

さて、教訓に加え、実際に起こせる行動を考察していくと、人はどっしりと構えて、地に足をつけていた方がよいということ。

瞑想や、重心を丹田、下に置くイメージが大事だと思います。

それから、科学、科学、論理的、論理的、と言いますが、感覚的なもの、スピリチュアルなものも、実際あるわけで、それらを活用していくことも、今後の世界には必要だと思います。

そして、最後に、視野を広げる大切さを教えてくれました。

そのために、本を読んだり、ネットでバババッとサーチしたり、色々な人と出会うなりして、自分の世界観を広げていくことは大切だな、と思いました。

~★~★~★~

それでは、わたしはこの辺で。

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八木幹夫さんの詩集『郵便局まで』

ここまで見ていただいた方々、ありがとうございますm(_ _)m

かめれもん★でした(^^ゞ

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