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詩人とは、何者なのか。詩人になる3つの方法も解説。

「詩人とは、何者なんだろう?」

「詩人になるには、どうしたらいいかな?」

これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。

僕は、詩作の経験を、3年、もしくは3年以上に匹敵するくらい、積んできました。

詩論を本等からインプットし、過去に詩論記事も、いくつか書いたことがあります。

詩に関する卒論も書き、ありがたいことに、「秀」という評価もいただきました。

そんな僕なので、「詩人とは何者なのか」「詩人になるにはどうすればよいのか」色々考えてきました。

そのことに対する回答を、客観的な調査もしつつ、していこうと思います。

noteで詩作を行う人たち、また、それ以外の人たちも興味がある内容かと思います。

よかったら、参考にしてみてください。

それでは、始めていきます。


詩人とは、何者なのか。

まず、詩人とは、何者なのでしょう。

なんとなく、得体の知れない存在、といった感じでしょうか。

それとも、別のイメージを想像するでしょうか。

僕は、詩人を2つのケースとして、捉えます。

ケース1:職業としての詩人
ケース2:趣味としての詩人

それぞれ、解説していきますね。

ケース1:職業としての詩人

詩人のケースその1は、職業としての詩人です。

大体の方は、職業としての詩人を思い浮かべ、憧れるのではないでしょうか。

具体的な詩人として

夏井いつき先生
谷川俊太郎先生
俵万智先生

などが挙げられる、と思います。

先日の情熱大陸では、歌人の木下龍也先生が、紹介されていました。

NHKの「クローズアップ現代」でも、詩人の和合亮一さんが、ゲストとしていることもありました。

職業としての詩人は、このように、少ないですが、存在しているもの、と思います。

ただし、夏井いつき先生のYouTube動画や↓

木下龍也さんの情熱大陸を見る限り、安定した職業とは言いにくいかもしれません。

なので、職業としての詩人は目指しにくい、その一方で魅力ある職業です。

ケース2:趣味としての詩人

詩人のケースその2は、趣味としての詩人です。

兼業とも言えるかもしれませんね。

様々なライフスタイルや働き方がある現代社会において、趣味として詩人になることも、ありだと思います。

・ネット上(note・ツイッター等)の詩人
・密かに詩を書く人
・雑誌とか、賞に応募する人

など。

趣味として詩作を行い、コミュニティ内で交流し、作り方や読み方、楽しみ方を共有するのも、1つの詩人としての生き方かもしれませんね。

日本の有名な詩人一覧

ここで、日本の有名な詩人一覧を、ご紹介します。

他にも、何人かいると思いますが、8人紹介しておきますね↓

金子みすゞ
大岡信
山村暮鳥
高村光太郎
中原中也
八木重吉
岸田衿子
茨木のり子

金子みすゞさんや茨木のり子さん、岸田衿子さんは、女性詩人ですね。

僕は、高村光太郎さんの「道程」や八木重吉さんの「素朴な琴」、岸田衿子さんの「南の絵本」が好きですね(これ以外の詩も、もちろん、輝いています)。

おすすめの有名な日本詩人

そして、「個人的におすすめの有名な日本詩人を、教えてください」と言われたら、「ポケット詩集シリーズ」をおすすめします。

実は、先ほどの「道程」「素朴な琴」「南の絵本」は、ポケット詩集に入っています。

ポケット詩集シリーズは4冊あります(4冊目は、一応読んでみましたが、編集の仕方が、3冊目までと少し違ったと思うので、興味がある方は、4冊目も読む、という形で、基本的な日本詩人たちを知ることができるかな、と思います)。

よかったら、読んでみることを、おすすめします。

詩人になるには、主に3つの方法がある。

さて、意外と皆さんは、この見出しが気になったかもしれませんね。

詩人になる(ここでは職業としての詩人)には、どうすればよいのか。

僕の考えとして、以下の3つの方法を、挙げておきます。

その1:賞を獲得して、詩人として活動。
その2:詩人に似た職業で、活躍。
その3:別業界から、詩人を目指す。

順番に、解説していきます。

その1:賞を獲得して、詩人として活動。

詩人になる方法その1は、賞を獲得して、詩人として活動する、ということです。

賞を獲得すれば、肩書きができるので、詩人として活動できる土壌が整う、ということはあるかもしれません。

例えば、現代詩手帖賞などが、挙げられます。

しかし、それで詩人としての活動を継続できるかは、分かりません。

まず、賞を獲得するのはむずかしく、もし取れたとしても詩人として活躍できるかは、現代の有名詩人の数からしても、微妙だと思います。

それに、創作と仕事の感覚を、一人で両立することはむずかしいかもしれない、という可能性もあります。

ですが、やはり、王道の方法と呼べるかもしれません。

その2:詩人に似た職業で、活躍。

詩人になる方法その2は、詩人に似た職業で、活躍する、ということです。

詩人になりたいなら、個人的に一番おすすめの方法と言えます。

具体的には、ライターとして活動する。小説家や脚本家として活動する。

編集者として活動する、という方法もあるかもしれません。

いずれにしても、詩人は書くことを生業とするケースを、思い浮かべるかもしれません。

したがって、ライティング関連の仕事、と幅を広げてもよいでしょう。

芸術関連の仕事を、目指してみてもよいかもしれません。

それぞれの職業にも魅力があり、そこで詩情を表現する、という方法も、あると思います。

そうすれば、詩人を職業にしなくても、読者に感動を与えたり、考えさせたり、と色々できる、と思います。

典型的な詩人という職業は、あくまでも手段、と僕は考えています。

大事なのは、何のために詩人になるか、ということです。

何のために次第で、詩人という手段は変更してもよい、と僕は思います(あくまでも個人的な考えなので、参考程度にしておくとよい、と思います)。

その3:別職種・業界から、詩人を目指す。

詩人になる方法その3は、別職種・業界から、詩人を目指す、ということです。

例えば、ライターという職業を選択した上で、詩人でも生活する、という方法もあるかもしれません。

別業界で活躍しつつ、詩の魅力を伝える仕事を行ってもよい、と思います。

あなたなりの詩人としての生き方を、実現してみてくださいね。

それでは、今回の記事をまとめます。

まとめ:詩人とは、詩の心を、歌にする人。

今回の記事は、以下のようなことについて、紹介してきました↓

詩人とは、何者?

ケース1:職業としての詩人
ケース2:趣味としての詩人

日本の有名な詩人一覧

高村光太郎・八木重吉・岸田衿子など

おすすめの有名な日本詩人

→ポケット詩集シリーズが、個人的におすすめ。

詩人になるには

賞を獲得
詩人に似た職業
別職種・業界から詩人

職業・趣味詩人。

2つの共通する詩人像とは、詩情を表現する人、と思っています。

それが、職業であろうと趣味であろうと、詩の心が分かっている。

それこそが、真の詩人、と思います。

詩人になるには、他にも方法があると思います。今回は3つにさせていただきました。

詩人に似た職業のなり方の記事を見て、参考にするのもいいかもしれませんね。

もし、あなたが、詩人になりたい、と思っていたら。

その想いの本物さだけで、あなたは既に詩人だと思います。


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ここまで、記事をお読みいただき、ありがとうございました。

引き続き、皆さんの役に立つような記事を書いていきますね。

かめれもんの最新記事もある、と思いますので、よかったら見に来てくださいね。

あなたとこの記事で出会えたことに、感謝の気持ちを込めて。

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