YAMI大講義 第7回目 「地域と食」 12月7日は 水産養殖の話

10月、11月とYAMI大講義 地域と食を進めてきましたがざっとおさらいしておきます。

日本の「食」は皆さんご存じの様に、地域によって多様な特徴があります。その多様性は、水産物の消費量が地域によってかなり異なることが一因です。そしてその消費量の違いは、地域によって水揚げされる魚種の違いがひとつ、そしてもう一つが江戸時代から明治初期まで日本の物流を支えていた北前船の存在。 これら「食の多様性」のバックグラウンドの更に後ろには、日本列島周辺の「潮の流れ」つまり黒潮 親潮 対馬暖流等があります。 

そんな海の話が一つの流れで、もう一つが「食品加工」そして果物と米の話。明治時代、希望に燃えていた農業官僚達が全国各地で栽培に適した果物を世界中から探して移植してきました。それが各地の特産品果物となっているのです。米も地域によって興味深い違いがあります。その地域を離れたら手に入らないお米や果物が結構あるのです。

そんな1回から6回までの講義でしたが、今後の予定として  第7回 日本の水産養殖をカキ、ホタテ、アコヤ貝から考えて見ます。 第8回は 国の政策と地方について。本年最終回になる第9回目は、日本各地の「おいしいもの」についてみなさんとディスカッション(^_^)  受講者は月曜20時ZOOMにて参加して下さい URLは

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地域で頑張っている人たちと一緒に学びたい。 全国の生産者を知る、食いしん坊の亀田武嗣のおいしい情報を掲載していきます。

年間100日を日本各地に出向いて、地域の課題解決の相談にのっていた亀田武嗣(デジタルメディア研究所・主任研究員)による、足で探し、人と交流…

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