面白くない努力
今日「ゴミ人間」という本を読んだ。
読み始めてまだ数ページだが、ある一言が印象的であった。
面白味のない努力は世の中には発信されない
という言葉である。
確かに、
・テレビは見られなければいけない。
・新聞や本は読まれなければいけない。
・ラジオは聞かれなければならない。
・商品は買ってもらわなければいけない。
だから面白くない部分はカットされてしまうのである。
実際に私も1日密着するテレビや、その人の人となりを知れるものには興味が湧く。
しかし、影の努力・泥臭い瞬間・惨めな行動など本当のほんとの面白味のない努力を知る機会はあまりない。
実際はそういった面白味のない努力ばかりであるのに、、、
成功した人が、成功した後にあの時はこうだったと後から語ることは多い。
しかし、成功しようとしている人がもがき苦しむ生身の姿を見れることはそう簡単にはない。
幼い頃から成功者の過去伝を見聞きする度、「成功したからそう言えるんだ」と斜めに言葉を受け止めていた自分がいる。
だから自分は成功するまで、成功するまでの過程を伝えられる大人になりたい。
教師という仕事は、会社の利益や売り上げを気にすることなく人間教育こそが仕事になる職業である。
なんのフィルターなしに、生徒と心と心で向き合う仕事である。
私は教師として、面白くない努力を教えられる泥臭い大人になっていきたい。
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