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舌を意識すること

捕食する動物にはたいがい舌の機能が備わっています。人間とその他の動物とでは舌の機能が異なっています。では人間の舌の機能はどのように働いているのでしょうか。


舌の機能とは(Tongue function)

【味覚機能】
舌には味蕾という味を司るセンサーが多く存在しています。(甘味、塩味、酸味、苦味)実は味の受け取るセンサーは舌の部分によって異なっています。📍舌先…甘味
📍舌先の外側…塩味、酸味
📍舌の奥外側…苦味
残念なことに乳幼児と比べ、成人になると味を感知する細胞が減ってしまうため味に鈍くなるそうです

【咀嚼と嚥下機能】
物を食べるときに咀嚼(噛むこと)をしますがその時、舌は食べ物を混ぜたり、噛みやすい位置に移動させたり、細かくした物を咽頭に流し込む嚥下(呑み込み)をする役割りがあります。

【発声】
声を出すときに肺から押し出される空気を声帯部分である程度閉めて振動させることで発声ができます。そのとき舌の根もと(舌根)を下げておかなければなりません。
人の舌は筋肉の構造になっており、形を変える内舌筋、舌を前後左右に動かす外舌筋の2つに大別されます。これらの舌の働きが促されると食べ物を口の中でよく噛んで細かくし、飲み込むことがスムーズにできるようになります。


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