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ついに!本になりました・・・!【今亡き/制作の裏側】

こんにちは。広報担当の古屋です。

今年の3月から継続的にお届けしてきた「今は亡きあの人へ伝えたい言葉(今亡き)」が、ついに、ついに・・・・!


本になりました・・・!📚
📚📚📚📚📚📚パチパチパチ

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▲第8回「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」コンテストに寄せられた2,320通の手紙の中から100編を収録した手紙集「今は亡きあの人へ伝えたい言葉8」

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応募は11月23日(火)までです。一部の収録作品を公開中なので、他のも読んでみたい!と思ったら応募してみてください♪
収録作品(一部)

実は10月1日に実行委員会のいまねずみ(ペンネーム)がnoteを書いてからは、怒涛の1カ月でした。

今日は、制作の裏側をお見せしていきます!

表紙を決める

今亡き8_書影_帯なし

フレッシュな緑が印象的な今回の表紙。実は社内投票により決まったものなんです。実行委員会内でも「これになりそうな気がするね」と言われていた案に決定しました。

ちなみに他の案はこのような感じでした。

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今回5年ぶりにコンテストを復活させたということで、「これまでとは違う印象の表紙にしたい」と思っていました。過去作1~7の表紙と並べてみると、違いが分かりやすいと思います。

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▲かましんカラーの緑に加え、これまでのイラストではなく写真を使用した点がポイント

全体構成を考える

みなさんにお寄せいただいた大切なお手紙を本にするからには、その魅力がいちばん伝わるようにしたい、と思いながら構成を決め、最終的にこのようにまとまりました。

・はじめに
・金賞 :五文字の後悔
・銀賞 :生まれてくれてありがとう/「ごめんね」ではなく「ありがとう」を
・銅賞 :幼いゆえの後悔/みんなに愛されたあなたへ/ごめんなさい お母さん/おかあちゃんと、ハグしたい/感謝の50年
・特別賞:お母さんの意思、必ず継ぐからね!
・佳作 :十代からの手紙/二十代からの手紙/三十代からの手紙/四十代からの手紙/五十代からの手紙/七十代からの手紙/八十代からの手紙
・選考講評

「はじめに」に何を書くべきか、佳作のお手紙はどうまとめたら読みやすいか、など考え抜きました。

とにかく校正・校正・校正

約300ページの校正にはとにかく時間をかけました。お名前やペンネームに誤りがないか、誤字脱字がないか、その他実際のお手紙と照らし合わせ、もはや何回確認したか覚えていないくらいです。人間なので見落としを完全になくすことは難しいものですが、それでも大切なお手紙を間違えるわけにはいかない、という思いでした。

帯の文言を決める

本には魅力をアピールするための帯がついていますよね。審査員の先生方や著名な方からの推薦文を入れることも考えたのですが、「実際のお手紙を掲載するのがいちばん伝わるのではないか」と話し合い、金賞「五文字の後悔」より抜粋しました。

今亡き8_書影_帯あり

紙の種類を決める

どんな紙を使うのかも大事ですよね。実は紙の種類は実行委員会内でも意見が分かれてヒートアップしました(笑)光沢のある紙か、ない紙か・・・

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▲上が光沢なし、下が光沢あり

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▲実際にカバーにしてみたり、触り心地を確認したり。

結果的に、「写真の発色がいい」、「過去作と差をつけたい」ということで光沢ありに決定しました。

さて続いて中面の紙です。ファッション誌のようなツルツルの紙、漫画のようなザラザラの紙などさまざまですよね。これも実際にめくったり、表紙との相性を確認しながら・・・

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300ページの読み物なので、パラパラとめくりやすくて、かつ「手紙感」を残した手触りの良い紙を選びました。色味も目への負担が少ない優しいクリーム色を採用。

再度、校正・校正・校正!

そうこうしているうちに、印刷会社さんから見本誌が届きます。そしてまた校正校正校正を重ね・・・

ついに納品!

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はい、どーーーーん。到着です。

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わーーお。このボリューム感、おわかりいただけますでしょうか。

入賞者100名様に贈呈

入賞者のみなさまに賞金と書籍を発送するための準備にとりかかりました。もうお手元に届いているかと思いますので、一足お先にご堪能ください♪

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対外告知

プレスリリースやメルマガの配信も行いました。

▲プレスリリースも是非見てください!

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鎌倉新書のオンラインショップとAmazonから購入可能です。一般の書店さんではお取り扱いがないのでご注意ください(/・ω・)/

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さて、ここまでで約1カ月。冒頭に記載した通り本当に怒涛で、あっという間でした。

そして、今後のこと・・・

5年ぶりに復活し、過去最多の2,320通もの応募をいただいた、第8回「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」コンテスト。全てを収録するのは難しかったものの、無事に1冊の本になり、一区切りです。

コロナ禍で大切な人との別れの機会がなくなってしまった方、納得するお別れができなかった方、何年も前からこの気持ちをどうして良いかわからなかった方。お手紙という作品を通じて、本当にいろいろなことを感じ取りました。

今回得たことを活かして、鎌倉新書は今後何ができるのか?まさに議論を重ねているところです。ご報告できる時が来たら、またnoteにお立ち寄りいただけると嬉しいです。

それではこの辺で。今週もお疲れ様でした。

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