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「仲間、求む!です!」ーデザイナー/松原さん【社員インタビュー】

こんにちは。広報担当の古屋です。

来期(2月)に向けての採用が走り始めました。日々たくさんの方からご応募をいただいて嬉しく思っています。最近入社した社員からも「このnoteを参考にしました!」という声が寄せられ、続けていてよかったなあ~と感じます。

さてそんな今日は、「こんな職種を募集しています!」ということで、求人票だけでは伝えきれない社員の魅力を伝えるため、デザイナーの松原さんにインタビューを決行です。

松原さん
2021年7月入社。出版社やレストラン経営企業の勤務を経て鎌倉新書に入社。書籍や広告など主に紙媒体・販促物のデザイナーとして10年以上のキャリアを積む。「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」実行委員会のメンバー。

ー松原さん、よろしくお願いします!早速ですが、鎌倉新書にはどういうきっかけで入社を決めましたか?

松原さん

松原:最初に鎌倉新書のことを知ったのはTwitterでした。IR資料を紹介したtweetが偶然タイムラインに流れてきて。そこからミッションやビジョン、サービス内容に興味を持ちました。

でも、コロナ禍ということもあって、当時はまだ転職したいという意識は明確にはなくて。「成長しそうな会社だなあ」とぼんやり頭にある程度でした。

その半年後くらいに転職を決意して、偶然に鎌倉新書の求人を見つけて、またまた偶然、デザイナーの求人を見つけました。「あ、なんか前に見たことある会社だ!って(笑)」

ミッション
ビジョン

ーすごい偶然が重なってますね!面接から内定まではどんな印象でしたか?

松原:面接は全部で2回でした。最初の面接が5月末で、6月中旬の週に内定、7月から勤務を開始しました。コロナ禍で転職活動は半年間くらいかかるのかなと思っていたので、スピード感にびっくりしました。ありがたかったです。

ー確かに早いですね!入社から5カ月経ちますが、現在はどんな業務をしていますか?

松原:現在は自治体様に納品する「おくやみハンドブック」や「エンディングノート」の制作を担当しています。官民協働事業のメンバーと一緒に取り組んでいます。

おくやみハンドブックの一例

ほとんどかかりきりで、大変さは感じます。でも会社として注力している事業で、今後は官民のメンバーと一緒に自治体様に訪問したり、直接の打ち合わせにも参加できればと思います。自治体様がこれまで内製した冊子を活かしつつ、実際に冊子を使う方のことを第一に考えて残すべき部分、変えたほうが伝わりやすい部分などを提案するスタイルにシフトしていきたいなと思います。

ーデザイナーとして10年以上のキャリアをお持ちですが、これまでの経験はどう活きていますか?

松原:依頼者の根幹には「こういうものを作りたい」「これを伝えたい」という気持ちが必ずあって、それをどうデザインの力で表現するか、落とし込んでいくか、という基本は変わらないのかなと思います。

なので、ヒアリングはとても大切にしています。「デザイン」と聞くと、「見た目を綺麗にする仕事」だと思われがちかなと思いますが、デザインに落とし込むまでの過程こそが重要だと思っています。意図を汲み取ったり、情報を整理したり。とにかく聞き込みです!!!

私はわからないところはすごく聞いちゃいます。事情聴取だと思われてそうです(笑)

ー事情聴取(笑)話は変わって、松原さんは入社直後に「今亡き」の実行委員会にジョインしてくれました。率直な心境はどうでしたか?

松原:正直、「大丈夫かな、できるかな?」と思いました。まだ会社のこともわからなくて、「今亡き」が会社にとってどんな存在なのかも体感値がありませんでした。でも、純粋に本が好きなので、数年ぶりに本のデザインに関われることは嬉しかったです。

あとは実行委員会のみなさんはすごく話しやすくて、アットホームな感じがしました。環境が良かったので、不安は消えました。

ー実際に「今亡き」書籍化に向けて業務が進行してからはどうでしたか?

デザイナーとしての業務は、先ほどの通り環境が良かったので順調でした。でも・・・。

寄せていただいたお手紙を読むと、感情がすごく揺さぶられて。私個人の経験を思い出したりして、泣きながらPCに向き合うこともありました。入社してすぐにこれだけたくさんの「想い」に触れることができたのは貴重な経験でした。

ーわかります、夕方以降にまとまった時間が必要ですよね。松原さんは表紙の制作をとてもリードしてくださいましたよね。

松原:そうですね。「今亡き」が5年ぶりの再開ということもあり、実行委員会の中で「これまでの7巻からは印象を変えたい」という気持ちがありました。類似の本やトレンドのデザインを研究して、何パターンか提案しました。

他にも、紙の手触り(種類)、光沢の加工はどうするかなど、みんなで話し合いながら決めていけた過程は楽しかったです。本って、結局のところ「物」なんです。手に取ってくれる方のことをたくさん考えて、ずっとそばに置いていただけるといいなと思います。

サンプルを実際に見ながら会議

ー確かに、サンプルができあがってきたワクワク感は印象に残っています。松原さんは書籍事業部に所属していますが、部署の雰囲気はどうですか?

松原:「新しくて古い」という感じでしょうか。書籍事業部は出版社時代から残る歴史のある部署なのかなって。一方で私のようなデザイナーは入社半年以内の社員も多いです。それぞれいろいろな業界や環境で仕事をしてきたので、新しい視点も多いですし、意見交換も活発です。

ー7月からジョインしてみて、会社の雰囲気もわかってきた中で、鎌倉新書にはどんなデザイナーがマッチすると思いますか?

松原:スキル面とマインド面があるかなと思います。

スキル面は、「いかにわかりやすく、見やすくするか」という大義は変わらないと思います。鎌倉新書が扱っているお墓や相続にまつわるデザインをしたことがあるデザイナーさんは少ないと思いますし、お客様の年齢層も高いので、だからこそ基本的なことほど忠実にできるといいのかもしれません。ぱっと見た時の見やすさや読みやすさには、私自身も気を付けています。

マインド面は、インハウスデザイナーになるので、やっぱり「鎌倉新書のミッションやサービスに共感できるか」だと思います。その上で、鎌倉新書を知ってもらうために、またお客様にとってよりわかりやすいようにするために、どんなデザインをするべきか、アイデアを出したり提案していくスタイルが大切だと思います。

エンディングノート

ー最後に、鎌倉新書に感じる可能性や、今後チャレンジしたいことを是非お願いします!

松原:入社して思ったのは、社歴が浅くてもどんどん新しい仕事を任せてもらえるし、初めて関わる人とも会話がしやすい雰囲気ということです。

今後としては、「今亡き」もそうですが、自分がデザインに携わった本やパンフレットを、お客様センターや営業担当の方を通じてもっと届けていきたいです。やりたいことはたくさんありますし、課題もあります。でも、本やパンフレットを通じて鎌倉新書を想起してもらえるように、デザインの力で貢献していきたいです。

デザイナーを採用するようになってまだそんなに時間も経っていないので、みなさん、多分「ただ作ってくれる人」だと思っているんじゃないかなと(笑)でも、デザインって全てのことに関わっていると思います。全てのことが、実際にサービスを使う人に届くまでに何かしらデザインされているんです。だから関われる部分がたくさんあると思っています。

「仲間、求む」です!力を合わせて一緒に頑張れたらいいなあと思います。デザイナーのみんなも待ち望んでいます!

編集後記
普段はおっとりとした口調が印象的な松原さん。「今亡き」でも物腰の柔らかい雰囲気ながら、経験を踏まえて周りを引っ張ってくれました。この日はテレワークだったのでオンラインでインタビューをしたのですが、PC越しでも伝わるくらいの熱量を持って話す姿を見て、シンプルに「あ、この仕事が好きなんだな」と感じました。最後までお読みいただきありがとうございました!

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