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(23歳・女)の今日、2020年6月2日

かまぼこです。

▼きょうのしあわせ

・アイシャドウ:たっぷりつけるようにしたら、気分がアガっていい感じ
・以前つらみに書いたおかげで、ピアノを弾いた後のごろごろ時間を短縮できた

▼きょうのわたし

「ビジネス日本語」
(ことば連載の背景は、こちらを見てみてください。わたしはことばがすきです、という内容です。)

××さま
いつも大変お世話になっております。○○会社のかまぼこです。
先日は貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。
先般ご相談させていただいた件につきまして、
新型コロナの影響もあり、ご状況いかがかと思いまして
ご連絡させていただきました。
ご不明点等ございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

***

わたしのスタンダ~ドビジネス日本語です。

ビジネス日本語は、政治のことばと似ていて、それっぽく言えばそれっぽくなる、まるで学術論文のフォーマットのようです。(23歳・女)のわたしは、染まりたくなくって、文字や声の節々で密かに闘っています。

ビジネス日本語は、それを言っている間、頭を動かしません。頭を動かす時間をうみだすための、まるでexcelシートをつくる作業のようです。


正直、ビジネス日本語は、あまり得意ではありません。

もっと正直に、わたしはビジネス日本語というより、敬語がにがてです。にが、て。

敬語は、わたしのことばときもちの間に、1枚フィルターをかけてしまいます。「うん、そう思う」が「はい、そう思います」になる、ことば上はそれだけなんですけれども、きもち=ことば、にならなくって、ことばがすこうし白く濁る感覚。
この白く濁る感覚っていうのは、「わたし」が2人に分裂したとして、もう1人のわたしが頭の上から見てくるものだから、すこし上目遣いに、キリっとしたお顔をつくってみるみたいな、そんなような感覚。

でもね、解釈は人それぞれだから、わたしは静かな抵抗をしながら、みんなと足並みをそろえます。いつも皆様に大変お世話になっております故。

ことば連載は一旦終わりにします。読んでくださった方、嬉しいです。ありがとうございます。


Appendix ことば連載(背景+5話)

・ことば連載の背景

・ことば連載1

・ことば連載2

・ことば連載3

・ことば連載4



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