発達凸凹の息子に向き合った日々⑯ ~前代未聞の入園式~
私がこの5年弱、一番向き合ってきたのは間違いなく『息子』です。
息子は発達グレー。発達に凸凹があるタイプ。
今年の4月で小学生になります。
息子が療育に通い始めたのは1歳8か月の時でした。
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療育というのは、困りごとを減らして(集団)生活を送りやすくする。
そのためにあると思っています。
息子の場合、1学期は療育(今まで通っていた安心できる場所)と幼稚園(新しい環境・新しい集団)に通っていました。
そして、夏休みは療育に通って、2学期から幼稚園のみに通うという生活になりました。
さて、まずは入園式!
息子は3歳でぐんっと伸びたし、幼稚園でもやっていけるんじゃないかな?!と思いながら参加した幼稚園の入園式。
幼稚園に着いて、まずは年少クラスにて担任の先生とご対面。
プレ保育でたまに遊んでいたお友達と初めて会うお友達。
入園式が始まるまで、ソワソワしていました。
そしていよいよホールに入場。
息子と手をつないで一番前の真ん中に、息子と二人で座りました。
①始まりのあいさつ→セーフ。
②園長先生のお話→アウト。
椅子に5分も座っていられないなんて!!!
園長先生のお話ってなんですか?というように放浪し始める息子。
席を立ち、すすす~。っとステージに上ろうとするのを必死に止めました。
・・・止められないので、抱きかかえて窓際まで行きました。。。
3歳って、なかなか大きくてですね。。力も強いんです。。
ずっと抱っこもしてられなくて、おろしたらまたステージに。。。
その場で再度捕獲して、窓際へ。。。
③歓迎の紙芝居→セーフ!!
ペープサートの紙芝居。これは面白そうだと思ったんでしょうねぇ。
自分の席に戻って、楽しむことができました。
④職員・先生の紹介→アウト!!!
もう、止められませんでした。。。
紹介はステージ上ではなくステージの前に並ぶ形だったのですが、息子はステージ上に興味津々。。。
ステージに上り、背後のカーテン裏を右から左へ、、、左から右へ駆け抜けていました。
止めようとしましたよ。。でも、さすがに保護者がステージに乗るわけにはいかなくて。。その時には面識のあったプレ保育の先生に息子の様子をお任せしたのでした。。
⑤終わりのあいさつと退場
終わった・・・・。
のちに、教務主任の先生から「前代未聞の入園式でした~!」と明るく言われたのが忘れられません。。
私は色々必死だったけど、
他の親御さんは、きっとあっけにとられていただろうなぁ。。。
あれ?幼稚園でやっていけるのかしら?
と思ってしまった1日でした。
でもね、まずは慣れだから、、、
続きはまた書きます。。
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今は、よくしゃべる、どちらかというと落ち着きがない男の子。
お友達と遊ぶのが大好き。ゲームも大好き。外遊びも好き。
それでも、「定型発達」と言われる子たちよりは不安が強いかなと。
療育→幼稚園→発達支援を受けて、優しい子供に成長しました。
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