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デリー生活

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#デリー

サリー

サリー

INAマーケットでサリーを購入。たぶん、KHSのちょっとしたイベントで着る機会があるんじゃないかな。
少々難ありで少々値引き。別途仕立て屋さんに持ち込むつもりだったけれど、フォールの縫い付け、端の始末、ブラウスの仕立て、ペチコート(既成品)まで込みでサリー屋さんで取りまとめてもらった。が、よく考えたら結果的にあまりお得ではなかったかもしれない。込み込みで2200ルピー。こちらがガイジンなので、サリ

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ダシェーラー

ダシェーラー

本日10月24日はダシェーラーで祝日、休校。昨日までの9日間、ナヴラートリ期間中のラームリーラーは見逃したので、ダシェーラーのラーヴァン火炙りは見たい…と思っていたら、夕方の結構早目の時間に終わる、という話を聞きつけて行ってみた。

広い空き地に、メーラー(出店+遊具)が2区分、ラームリーラー用ステージが2区分、ラーヴァン3体が1区分、展開されていた。たぶん、それぞれの区画ごとに主催者が違う感じ。

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メトロのマナー()

メトロのマナー()

マナーとかルールとか常識とか、ごちゃごちゃうるせぇ日本(東京)に比べると、インドは基本的にフリーダム。とは言っても沢山の人々がひしめき合って暮らしていくうえで、なんとなくお約束は醸成されていく。
毎日毎日1時間以上デリーメトロに乗っているので、なんとなくメトロ乗車のお約束が見えてきた。

●荷物検査
意味あるのか? と誰もが思う手荷物X線検査と身体検査。時々ちゃんとチェックしていて、鉛筆削りの刃を

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ゴティプア

ゴティプア

Dastkar(インド各地の手工芸品バザール)で、ゴティプアが観られるというので、いそいそとやってきた。
ゴティプアは、オディシャ州の舞踊で、同州の古典舞踊オディッシーに近い振り付けとアクロバティックな動きが特徴。ダンサーは、全て少年。

オディッシーのグル、故ケルチャラン・モハーパットラも、少年時代にゴティプアダンサーだったという。

もう随分前のことだけど、日本にゴティプアダンサーが来日したこ

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ジャナマーシュタミ

ジャナマーシュタミ

2023年は、9月6日〜7日がクリシュナ・ジャナマーシュタミで、カレンダー上は7日が祝日。クリシュナ神の誕生を祝うお祭り。
サンスターンの日本人学生のお誘いで、ジャナクプリにあるコミュニティのマンディルで催される行事に参加させていただいた。
世話役(?)の方に伺った話で、「ジャナマーシュタミには必ず雨が降る」という謂れがあるそうで、実際に夕方、雨が降ってびっくり。サーワン月も終わったし、ここ何日も

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サルワールカミーズ補充

サルワールカミーズ補充

サルワールカミーズを3着補充した。これで当分、間に合うかな。

今回は布地はパハールガンジで買ってみた。「軽くて薄くてコットンのやつ!」でお願いして、3着分で2150ルピー。もうひと声! という感じだけれど、こんなものかな。

「混紡の安いのは500ルピーだよ」と言われた。しかし、今の季節はコットンの方が扱いやすいのでやめておいた。西デリーの激安バザールで1着分350ルピーという底値を確認できたの

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サルワールカミーズ

サルワールカミーズ

日本からかなり荷物を持ってきたので、一切インドで新しいモノを増やしたくないのだけれど、どんなに薄手でも日本の洋服ではインドの雨季の暑さと湿気に太刀打ちできない。というか、インドで買ったクルティでも少し厚みがあると暑くて仕方ない。インド人でも今どきのデリーの若者は着てないような、オバチャン達が着用しているペラッペラの生地のサルワールカミーズでないと無理だ! とつくづく思った。オシャレな若者はジーンズ

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風のない町

風のない町

デリー、風が吹かない。少なくともサーワン月は風が吹かないようだ。風神ヴァーユはいずこ。

電気が通っていない部屋で暮らしているので、エアコンはもちろん天井ファン(パンカー)もない。涼をとる術は水をかぶるか、自然の風を待つか、人力で風を起こすしかない。

しかし、風が吹かない。屋外のワイヤーに吊るした洗濯物も、びくともしやしない。東京で暮らしていたときは、季節を問わず風が吹いていて、いつもいつも洗濯

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独立記念日

独立記念日

本日8月15日は、インドの独立記念日。1947年8月15日、大英帝国からの独立と同時にインド・パキスタンの二国に分離することになった。日本の終戦の日と同じ8月15日なのは偶然ではなく、連合国勝利の日でもあるので、この日が採用されたらしい。
露天やblinkitでは、三色旗グッズが販売され、SMSで「三色旗掲げてセルフィ撮ってね」とSMSが届き、映画館では印アゲ・パサゲ映画が上映されている。

庶民

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サーワン月と水浴シーン

サーワン月と水浴シーン

サーワン月は、ヒンドゥーの暦で要するに雨季、モンスーンのことです。日本で雨の多い季節と言うと、梅雨とか台風で暗くてジメジメしていてビショビショになって洗濯物が乾かない憂鬱な季節ですが、サーワン月は、少なくとも詩的な文脈の中では、好ましい季節として表現されます。太陽がギラギラと容赦なく照りつける酷暑が長く続いた後に降り注ぐ雨は、大地を潤し、人々の生活と心に涼を呼びます。孔雀は雨の中で喜びのダンスを始

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