マッチングアプリを始めたら、自分がセクマイだと気づけた話①
タイトルの通り、自分がセクマイだと気づけた経緯やその心境について、記録に残しておくことを主な目的として書きます。
わたしが今現在自認しているセクシャリティは、
デミロマンティック/リスロマンティク
×
デミセクシャル
というもの。
分類の中でも程度には個人差があるので一概には言えませんが(ここ、結構重要)、わたしのケースを簡単に表現すると、
男性と親友関係ぐらいになってからでないと、
恋愛的にも性的にも惹かれない
(デミロマンティック×デミセクシャル)
好意を持った相手からでも
恋愛的な好意を向けられると
不快に感じてしまうことがある
(リスロマンティック)
といったところです。
昨年末にようやくこのセクシャリティを自認した経緯について記していきます。
では、はじまりはじまり!
わたしは、22歳の女子大学生です。
卒論に追われていて、ほんとはnoteを書いている場合じゃないです。
正式に(?)彼氏はいたことがありません。
大学卒業までに1人ぐらいちゃんと彼氏ができてもいいんじゃないか、自分でも心のどこかで思っていたし、家でも友達付き合いの中でもそれが当たり前みたいな雰囲気がありました。
そこで始めたのが、マッチングアプリ。
数ある中の、真面目に恋活してる人が多いというやつです。
はじめはかなり抵抗があったけど、女性は無料だし、友達もそれで彼氏ができて幸せそうだったから、何か変わるかもしれない!という希望を持って登録。
始めて数日で予想を超える数のいいねがついて、ひとつひとつが正直すごくすごくすごくうれしかったです。魅力的に思ってくれる人がこんなにいるんだって、自分に自信を与えてくれるようでした。
ただ、恋愛が前提のフィールドに立っても、こんな人と恋人同士になりたいとか、よく言うきゅんっ♡みたいな気持ちは湧いてきませんでした。(他の人がどうなのかはわからないけど…)
みんな、はじめはなんとなくの興味から関係を始めてるのかな〜と思って、友達になってみたいと思った男性何人かとメッセージをやりとりしてみることに。
趣味の話で盛り上がった人、返信が来なくなった人、ごはんに誘ってくれた人、電話したいと言ってくれた人…いろんな方がいました。
趣味の話で盛り上がって、1ヶ月以上やりとりが続いたときは毎日すごく楽しかったし、ごはんに誘ってもらったときは素直にうれしくて、テンションがあがりました。
メッセージが途絶えた人に対しては何も思わず、合わなかったんだな〜という単なる感想だけでした。
だからある意味、ネットの中ならではのコミュニケーションのラクさに浸っていました。
マッチングアプリのフィールドで最重要・トップオブファンクションの恋愛感情はというと、誰に対してもゼロ。
(今思うと、時間を無駄にさせた男性のみなさん、本当に本当に申し訳ありません。)
この時点で、私の脳内は、マッチングアプリで恋愛ってみんなどうやってんの?天才なの?私才能なさすぎん?という状態。
わたしのセクマイ自認への道のりは、このプチパニックと、自分が他の人と比べてかなり感覚が鈍いのかもというちょっとした違和感から少しずつ始まりました。
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