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「マルサの女」って映画観たことあります?

お世話になっております。
代表の夫ことカメラマンの植田翔です。
ご機嫌いかがでしょうか?

せっかくnoteというフォーマットで自由に書けるので、これ面白いよ!と思ったことを今日は気ままに書こうと思います。
写真活動の考察を徒然と書いてきましたが、今回は写真のお話から脱線いたします。

とある映画のお話でも。
それは伊丹十三監督作品「マルサの女」について。

お家にいる時間も増え、こないだ伊丹十三監督作品を一気見したのですが、これがまぁー面白い。

その中でもやっぱり代表作「マルサの女」は特に面白かったです。
そんな観た後の興奮した気持ちをお伝えできたらと思い記事にさせていただきました。
興味があればお付き合いしていただければ幸いです。


以降「マルサの女」あらすじについて

港町税務署のやり手調査官・板倉亮子は、管内のパチンコ店の所得隠しを発見したり、老夫婦の経営する食品スーパーの売上計上漏れを指摘するなど、地味な仕事を続けている。そんなある日、実業家・権藤英樹の経営するラブホテルに脱税のにおいを感じ、調査を行うが、強制調査権限のない税務署の業務の限界もあり、巧妙に仕組まれた権藤の脱税を暴くことができずにいた。
そんな中、亮子は強制調査権限を持つ東京国税局査察部の査察官(通称「マルサ」)に抜擢される。着任早々に功績を挙げ、やがて仲間からの信頼も得るようになった亮子。ある日、権藤に捨てられた愛人・剣持和江からマルサに密告の電話が入る。亮子は税務署員時代から目をつけていた権藤の調査を自ら進んで引き受ける。亮子の努力が実を結び、権藤に対する本格的な内偵調査が始まる事になった。暴力団・政治家・銀行が絡んだ大型脱税との戦いが始まった。

「マルサの女」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2020年5月31日 (水) 08:02 UTC


1987年公開作品。
主演に宮本信子・山崎努・津川雅彦・桜金造・松居一代・橋爪功・大瀧秀治・伊東四朗などの豪華キャストの当時の若かりし姿・演技を見るだけでも価値があり、私が小さい頃はテレビのロードショーなどで何度か放送されていた記憶がありますが、多分今は性描写などの問題で地上波での放送はなかなか難しいんだろうなと思います。

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私の生まれる前の映画で、全く世代ではないのですが当時の時代の空気感が最高で、宮本信子のオカッパヘアに赤いタートルネックのニットセーター姿がな〜んか可愛いくてグッときます。

伊丹作品には当時の社会問題をコミカルかつシニカルに風刺する作品が多く、「マルサの女」はその後「スーパーの女」「ミンボーの女」と「〇〇の女」シリーズに続くパイオニア的作品であり、お金を巡る生々しいテーマにも関わらず伊丹十三的ユーモラス(外しの違和感)がとんでて、テンポも良いのでさらっと鑑賞できます。

後味の良さがこれまた良いんですよね。

「マルサの女」予告編



中毒性の高い劇中音楽。


伊丹監督の情熱と才能が詰まった傑作だと思います。
見てない方は是非鑑賞してみてください!


今回はここまでです。
引き続きよろしくお願いいたします。

写真事務所プリズムライン

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