全国を狙うということはこういうことなのだ
どうも確定陰キャです。
今回は僕が高校生だった時の話をしていきたいと思います。
僕の高校生活は部活一色でした。部活は水泳部です。
水泳だらけの人生
僕は幼稚園の頃からスイミングに通い、小学4年くらいに選手として水泳と向き合い始めました。その時から、週5回以上は必ず泳ぎ、ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなどの長期休みには必ずスイミングでの合宿があり、ほとんどの時間を水の中で過ごしました。たぶん骨密度が低いと思う。
高校生になっても水泳ばかり
そしてそのまま、僕は中学生、高校生と成長し、高校生になってからも水泳部で練習をする日々が続きました。
しかし、高校2年生にもなると大学受験というものが見えてくるわけで、部活だけに集中するのは困難でした。といっても周りの人はしていたわけですけども。
そんな感じでなんやかんやあって、水泳と勉強の両立に失敗していた僕にも最後の夏はやってくるんですね。
高校生、最後の夏
高3の4月ごろでしょうか。
部活の顧問との今年の夏のリレーメンバーをどうするかの話し合いで、「インターハイを目指さないならリレーには出さない」と言われましてね。今まで目指しているといっても、なあなあでしたから、目指していると言いつつ目指していなかったんですよね。
『響け!ユーフォニアム』での中学生の久美子みたいな感じですかね。
まあ、ここで僕は決断を迫られる訳です。
インハイを本気で目指すか、目指さないか。
僕はインハイを本気で目指すことを宣言しました。
インターハイを目指すにあたって、練習の質を上げたり、泳ぎのフォームを改善するなどを積極的に行っていきました。
しかしそれだけでは普通に部活を頑張っている人と変わりません。今までそういうことを当たり前に努力してきた人に追い付くことはできません。
なので、生活の全てにおいて何かプラスアルファで水泳のためになるようなことをしていくことにしました。
そのため、糖分を取ると持久力が低くなるという話を聞いた僕は、1日1つ食べていたアイスをやめたりもしました。体重も減っていったので、高3の夏が1番引き締まった体をしていたと思います。
さらには、グリコーゲンローディング(炭水化物を1, 2週間前抜いてグリコーゲンを枯渇させ、大会前などの数日でたくさん食べて蓄える)をしたりしました。
また、練習前と後にはアミノ酸のタブレットを食べて、筋肉がつきやすくなるようにしました。今思えばプロテインの方がよかったような気がしますが。
そうして、泳ぐこと以外にも様々な方法でどうにか速くなろうとしてきましたが、僕はさらにもう一つ、特別なことをしました。
そう、オナ禁です。
オナ禁ってどうなの?
正直、noteではどれくらい下ネタ的なことを言ってもいいのかわからないので、ドキドキしてるんですけど、まあ記事とか消されたら消されたでその後考えましょう。そこまで過激なことは書かないので杞憂だと思います。
というわけで、オナ禁です。
ネットなんかで探してみると、「オナ禁をするとモテモテに!」とか「オナ禁をすることで生活の質があがる!」とかもう大正義オナ禁みたいな感じで奉られていますね。
僕の考えとしては、精子はタンパク質ですから、出さなければその分のタンパク質が体に留まり、筋肉になるのではないかと思ったわけですね。少なくとも精子には、種の保存という大役があり、最も合成が優先されるはずですから、その材料として筋肉が分解されることも防ぎたかったですね。まあ、願掛けとかジンクスみたいな意味合いもあったかもしれません。
そういえば高校生のときに保険の授業で、先生に「射精量はどれくらいだと思う?」と当てられて、とっさに「10 mlです」と答えてしまったことがあります。男だけだったか男女両方いたかは忘れましたが、恥ずかしかったです。慰めてくれる友達もいなかったので、どう思われたかもわかりません......
ちなみに平均は3.5 mlくらいだそうです。
県大会当日
そんなこんなでインターハイ予選の県大会が近づいてきました。
県大会に出るのは、小さい時から水泳をしていたら普通に出られるので、問題はその先でしたね。
そして県大会の前日、僕はドキドキしながらも、万全の体調になるように早めに布団に入り、眠りにつきました。
翌朝、眼が覚めると、
夢精してました......
ああ、なんという絶望感。
少なくとも市大会から県大会の間はしていたので、1ヶ月以上は出していなかったのに、よりにもよって当日。今までの修行僧のような禁欲生活はなんだったのか。出してしまってはもうタイムは出ないのではないか。色々な感情が渦巻くまま、出発の時間があったので、準備をして会場へと向かいました。
結局、県大会では個人種目でインハイのタイムを切ることはできませんでしたが、リレーでどうにか出場することができました。もし夢精していなければもっといいタイムが......なんてことは思いませんが、まあ当日はやめてほしかったなあ......
ちなみに、世の中には、夢精はオナ禁失敗には入らないと主張する声もありますが、未だに議論がされています(おそらく)。なので、僕はオナ禁に失敗していなかったと言えなくもないのですが、タンパク質を出してしまった時点で僕の理論的に失敗に入ると思います。
あとちなみに、オナ禁でモテてる感じはしなかったなあ(個人の感想です)。
終わりに
陸上漫画に『女神のスプリンター』というものがあります。試し読みで1巻しか読んだことがないですが、この漫画によると1週間に1回するのが最もホルモン的には理想的らしいです。
漫画なんでフィクションですけども。
どうしても結果を出したい人はすがってもいいかもしれません。
ではまた。