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本屋×Open-Source

こんばんは。かくおうどう大野です。

「本屋さんをやっています」と言うと「このご時世に本屋をするなんて変わってるね」と言われることが多いです。ただ かくおうどうっていわゆる「本屋さん」ではないですね。今後本屋のOpen-Sourse化をどんどん進めていくのでその流れについて書いていきます。(オープンソースの定義には当てはまらないので、オープンソースのような考えを本屋に取り入れていくという意味で捉えて下さい。)

本屋で革新が起きない理由

単純に「人がいないから」なんじゃないかと思っています。本屋を職業にするバイタリティ溢れる"変な人"です。なんで人がいないかと言うとお給料ががそんなに高くないから。本屋さんってある程度仕事内容が決まっていて自分の裁量で自由に決められることはあまりありません。自分でリスクを背負って決めたことのほうが大きな利益は生みやすいと思います。ただそれをできる環境がないんですね。

本が売れる時代ではないので

なにもしなくても本が売れていた時代があったみたいなんですが私はその時代を知りません。1992年生まれです。地元の本屋さんは何店舗も閉店していきました。なので本が売れないからといって悲観的な気持ちにはならないんですね。本が売れる古き良き時代を知らないので本が売れないのが普通だと思っています。ただ最近の本屋界隈の動向みてていくらなんでもちょっと本屋さん潰れすぎだろと思うのでまずは私の身の回りから本屋のあり方を変えていきます。

本屋のOpen Source化

本屋さんに面白い機能をどんどんカスタマイズで追加できればいいと思うんですね。もちろん一人の力では実現するのは難しいし面白い機能のアイディアを思いつくのも難しいかもしれません。それをみんなでつくればいいじゃない、という思いつきです。

例えば「本屋さんでDJを呼んでクラブのようにしたい!」というアイディアがあったとします。例えばですけどBOOKSHOP OpenSourseというようなwebサイトを作って、そこに書き込んでいくんですね。機材に詳しい人はどこの楽器屋でいいスピーカーが買えるとか、どこの場所で普段使ってない機材を貸してもらえるとかを書き込みます。音楽に詳しい人は音源利用時の著作権関係の注意点やフリー音源のまとめサイトなどを書き込みます。宣伝が得意な人は無料で宣伝ができるサイトのまとめやポスターを貼らせてもらえそうな場所を書き込みます。このようにどんどん門戸を開いて本屋を唯一無二の個性的な空間に化けさせるんですね。そんなことをかくおうどうで始めていって周りの本屋さんも巻き込んでいけたらと思います。

かくおうどう× please help me

かくおうどうの企業理念ってplease help meなんです。見切り発車で怪しげなことをどんどんやってますがなんとかなってます(本当にありがとうございます)。

ケーキ屋さんをブックカフェに変身させる/ダンスイベント主催/深夜に開催する美術展「深夜の美術展」主催/返済不要の奨学金機構「奨学堂」設立/秋田、つくば、静岡、鳥取で出張本屋イベント開催 などなど

ノウハウや経験はなにもなかったですが、やればなんとかなりました。本屋界隈をもっともっとカオスな感じにしたいと思ってるのでぜひご協力お願いします。

大野

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