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ラビリンスワールド

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ラビリンスワールドというSF小説をつくりました。 主人公の ショウがラビリンスワールドという世界に紛れ込んでしまいました。ラビリンスワールドとは、ロールプレイングゲーム(RPG)…
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#小説

ラビリンスワールド【連続小説】(その28著者あとがき)

 最後まで小説を読んでいただきありがとうございました。連載のはじめの頃からモシマと申しま…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その27最終回)

 ショウは楽しんでガーデニングを行い、1年後には交配で珍しい色の花をつくったり、栽培が難…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その26)

第六章:卒業  ラビリンスワールドに来てから今までの3年間で小さな家なら買えるぐらいのゴ…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その25)

マコトは安らぎの場所を探すための説明をしだした。 「ショウさんは今そそり立つ崖のふもとに…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その24)

 仕事終わりにカフェに行って、マコトに話しかけた。 「ブルーな気持ちになった時に手放しの…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その23)

 カプセルホテルで試してみたがあまりうまくいかなかった。 毎日続けていると少しずつ呼吸し…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その22)

 カプセルホテルに戻り、マコトの言ったことをよく考えてみた。自分の周りで起こっていることは、自分が原因で起こっているという意味のことを言っていたよな。そういうことにするということは分かったが、こんな、最悪な人生を自分で創った記憶はないんだけどなぁ。それに悪口を言う奴はそいつが悪いに決まっているじゃないか。マコトさんは何を言っているんだ、と考えていた。  次の日も同じようにインゴットづくりを行っていたが、気分はおもく1日を過ごすのがとても苦痛であった。仕事終わりにカフェに寄る

ラビリンスワールド【連続小説】(その21)

 ラビリンスワールドの出口も見つからず、トラブルに巻き込まれ、気分は最悪で頭が痛く少し吐…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その20)

 やめた次の日から裏山に登って鉱石を探してはインゴットにする仕事を始めた。これまで、数年…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その19)

第五章:転換点  ユウカの指定する場所に行き、ユウカの指示に従って仕事をし、給料をもらう…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その18)

 少しの給料でユウカにさんざんこき使われて、早く出口を見つけてこの世界から脱出してやる。…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その17)

 夜寝る前にスマホを確認したら、明日の待ち合わせ場所と時間が入っていた。次の日、ユウカか…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その16)

 俺はバザーに戻ってバザーに出ている「銀の剣」の価格を調べてみた。80%のできの「銀の剣」…

覚之輔
1年前
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ラビリンスワールド【連続小説】(その15)

 仕方がないのでさっき出口の近くで知り合ったユウカに聞いてみることにした。再び先ほどのカフェ付近で探していると、女性数人とカフェで話している集団の中にユウカがいるのを見つけた。 「聞きたいことがあるんだが・・・」と俺はユウカに尋ねた 「なんだ」 「工房で作った80%の出来の武器をバザーに取引所の80%の値段で出品したんだがなかなか売れないんだよ。なんで売れないかわかるか」 「教えてやってもいいが、少し高等な話になるから、1,000ゴールドだな」 「そんなお金持ってないよ」 「