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明日免許返納しても暮らせるまちづくり=コンパクトシティ

人口減社会の中でコンパクトシティが唱えられて久しいが、現実は無理に中心市街地に(災害でもない限り・・・東北事例)引越してもらうのは難しい。
そこで考えられるのが「政策誘導」。
たとえば。
→「郊外の方が住民税が高い
→「固定資産税を郊外を高くして中心部に寄せる

ただし(JR駅があると造りやすいが)中心市街地に、複合ビルを建てる。
→1回はスーパー、2~3階はクリニック(小児科、産婦人科があるとなお良し)、その上が新婚世帯~終の棲家までのコミュニティ形成が可能な住宅仕様。
そこだけで「生活が完結」し、かつハブとしてそこから他の都市へ行き交うことができる姿。
・・・言うは易し。行うは難し。

実家のある三原市を例に取れば。(因みに今話題の安芸高田市とは毛利の三矢の訓えに倣い協議会を設け日本遺産を目指している)

三原市・安芸高田市・北広島町(小早川隆景・毛利隆元・吉川元春)


・・・インフラや無駄な箱ものインフラに税金を使うならば駅そば住民自治タワー(多幸な幸福なまちのモデルケース)をPFIで建設し、一人3000万を渡し移住促進。今ある移住促進施策費や将来にかかる分も先取りすれば@3000万円×300人=90億円・・・無理か・・・・現実は人口減社会に突入してから、端から寄せてくる人数を100人クラスとして。その住宅があるとして100人×3000万円=30億円

さて、インフラ整備やランニングコストを考えた時に高いか安いか?
AI,DXの進化によってまったく「前提条件」が変わることさえ想定して。

三原市≒ほぼコンパクトシティ

自分の経験から、ふり返っても「旧三原市=平成の大合併前)がそれに近い「造り」だった。
なぜならば?
JR三原駅は「山陽本線」、「JR呉線」、「新幹線三原駅」、バス出発点、そして極至近距離に「三原港」(今治~瀬戸内の島々に航路があった)というアクセス。スーパーはいくつもあり、病院は日赤をはじめヘリポートもある病院もある。(病院、歯医者が多いのは城下町の名残で、武士階級が医者になった?)
今では「広島空港」まである。(本郷と合併してから) さらに県立大学まで!!(で、人口8万~10万を推移  昭和から令和まで)

何より、すべてのアクセスポイントに「自転車で行ける!」のが肝。
なので、エコや健康増進に反する自転車規制を取っ払った「自転車特区」でもやれば面白い(街中に限る)。

う~ん、「免許を返納しても明日から住めるまちづくり=コンパクトシティ=チャリですべてが完結する町」なのか。

城下町をベースにしたまちづくり

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