「言ってくれないとわからない」からの脱出
こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。
週末はランニングと関係のないNLPのお話です。
以前、相手の言葉以外の情報を観察することによって読み取る「キャリブレーション」についてお話しました。
今日は「キャリブレーション」のお話をもう少ししてみたいと思います。
キャリブレーションは勘や先入観ではありません。
相手の微妙な変化を読み取ることによって言葉以外の情報を受け取るテクニックです。
大丈夫と言っているのに、大丈夫ではなさそうに感じたり、楽しいと言っているのにつまらなそうに感じたりするのは、自然とこのキャリブレーションのスキルを使っているからです。
言語による情報発信は意識的にされるものですが、非言語による情報発信は無意識的にされるものになります。
言葉とは裏腹に、自分の正直な感情や状態があらわれます。
顔の表情やしぐさ、声のトーンや話すスピード、リズムなど、その変化はわずかなものが多いです。
身近な家族や、職場の仲間など、日頃接する時間が長い人だと、より高次元でキャリブレーション能力が発揮されやすくなります。
何となく元気がないとか、ちょっと機嫌が悪そうとか普段のしぐさと少し違うだけでも敏感に感じ取ることができます。
普段、言語コミュニケーションだけに頼っていて、キャリブレーションをあまり働かせないと、無意識のメッセージを読み取ることができず、「言ってくれないとわからない」という状態に陥ってしまうのかもしれません。
普段から相手をしっかり見て色々な情報を読み取る意識を強めにすると少しずつ変わってくると思います。
キャリブレーション能力を強化して「言ってないのになんでわかったの」と言われる人を目指してみてはいかがでしょうか。
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