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他人と過去は変えられない2

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。

週末はランニングと関係のないNLPのお話です。


前回は、変えられない他人に対して、自分自身の受け取り方を変えるというお話をしました。
今日は変えられない過去にどう対応していくかというお話をしたいと思います。


過去の出来事で、とても後悔の残ることや失敗したことなど、今の自分に強く影響を与えていることはありませんか。
良い影響であればよいのですが、「トラウマ」と言われるような悪い影響を与えている場合は過去を変えてしまいたくなります。

過去におきた事実はタイムスリップしない限り変えることができません。
しかし事実の位置付けは変えることができます。


例えば子どもの頃、みんなの前で発表した時に緊張して噛んでしまいみんなに笑われたという過去から、人前で話すことに苦手意識を持っているとします。
人前で話そうとするとあの時の笑われた悲しい気持ちがよみがえってきて異常に緊張してしまうので何とかしたいというケースです。


まずはリラックスして、昔笑われた時のことをしっかりと思い出します。
空気感だったり、笑う声だったり、教室の景色など出来るだけ具体的に思い出します。
今思い出したのは、前回お伝えしたアソシエイトした状態(自分の目から見た状態)だったと思います。


今度はディソシエイトした状態(外側から自分も含めてみる状態)でその時のことをイメージします。
クラス全員が笑っているでしょうか、先生は、親友は、どうでしょうか。
頑張ってという顔であなたを見ている人はいませんか。
また、そんな中で頑張って発表している過去のあなたを見て今のあなたはどう思いますか、思わず応援したくなりませんか。


このアソシエイトとディソシエイトを繰り返すことで、少しずつ過去の位置付けは変わってきます。
みんなに笑われて今でも委縮してしまう過去は、拙いながらも頑張っていた過去、そして多くのクラスメイトには笑われてしまったけど一部の人には応援されていたと思える少し前向きな過去に変わってきます。


今も引きずっている過去がある方は、この方法を試して、過去の位置付けを変化させてみてください。

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