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失敗からの切り替え方

こんにちは。ランニングアドバイザーの角地です。
週末はランニングと関係のないNLPのお話です。


人は思い通りの結果が得られなかった時に「失敗した」という表現を使います。
「失敗」には良くないイメージがついていて「失敗をする」=「悪い事」と多くの方が捉えてしまうと思います。

しかしNLPの世界では「失敗」という概念はなく、すべては「フィードバック」であるという捉え方をします。



今日はこの考え方をベースとした「TOTE(トート)モデル」をご紹介したいと思います。

TOTEは、TEST(テスト)⇒ OPERATE(実行)⇒ TEST(テスト)⇒ EXIT(出口)の頭文字を取っています。



何か目標があった場合、まずは目標とする状態と現状の差を調べます。
この調べる行為が「TEST」になります。

その差を埋める改善の行動を起こします。
これが「OPERATE」です。

その結果をもって改めて目標とする状態と現状の差を調べます。
「TEST」です。

目標とする状態になっていた場合は終了「EXIT」しますが、まだ差がある場合は再度行動を起こし「OPERATE」、その差を埋めようとします。

「TEST」と「OPERATE」を繰り返して、目標の状態になるまで続けます。

失敗と呼ばれる「OPERATE」の結果はあくまで途中経過です。
その結果を踏まえて次の「OPERATE」につなげていく事で失敗は失敗ではなくなり、成功へのステップに変化します。

よく言われる「トライ&エラー」とか「失敗は成功のもと」など、似たような考え方はあるのですが、そもそも「失敗ではない」という考え方が大切で、失敗という概念からくるネガティブなエネルギーを感じることなく目標に向かうことが大切です。


「失敗した」と思ってしまった時には、このTOTEモデルを思い出して、失敗を成功へのステップに変換してみてください。

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