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鉄瓶の取扱方法

年の瀬です、もうすぐ新しい年もやってきます。そんな感じで冬っぽい話を書く事にしました、
よろしくお付き合い下さいね。

そうだ鉄瓶を使ってみよう!

お湯を沸かすシュンシュンとした音に憧れて、家にあった古いのを引っ張り出して使い出したこの頃。

ガスで直火にかけて、ゴーゴー沸かして、
さすが鉄瓶で沸かしたお湯は違うわー、
冷めにくいし。しばらく使い続けたある日
蓋を開けて中を見ると、サビてる。
なんでサビてるんだろ?

取扱をグーグル先生に聞いてみたら、
ガスに直火はダメって書いてある、
えーッ!ダメな事知らなかったよー、
それなのにゴーゴーに沸かしてた、
同じ場所ばかりに強い火が当たるのが原因。

火が直接あたらないくらいでコンロの上に乗せるとか、石油ストーブの上とか正統派で使うなら囲炉裏とか、今時ならIHヒーターの上とかが正しい使い方らしい、
ガスの中に含まれる水分がダメみたい。

サビかと思ってよくよく見てみると、
既にお直しをした跡があってそこがサビてる。 詳しい人に聞くと同じ場所にばかり高温が当たって穴が開きそうになり補修がしてあるそうだ。長く使っていたのだろう、色々思いめぐらせる。

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↑ サビてる鉄瓶の中の写真です、三ヶ所盛り上がっているところがお直しをした跡です。

考えてみると同じように火にかけてゴーゴーに使っていたご先祖様がいたという事だ、イメージは火鉢で暖をとりながら鉄瓶で沸いたお湯でお茶を飲んで、雪見障子越しに庭の雪景色を見てるはずなんですけど、全然違うじゃん。

お直しに出すほど使い込んだ人を私なりに推理してみる。
同じ場所にばかり火が当たっても気にしないおおらかさ、細かい事を気にしない感じ。
ある種大胆とも言える。
鉄瓶は骨董品レベルの古さでもなさそう。
それを踏まえて、ぐるぐる考えを巡らせた結果。

パンパカパーン 正解はおばあちゃんです。
多分そう、きっとそう、
もっと昔のご先祖様を想像してたからちょっと期待外れ。
だけど、同じようにサビさせてるって事は、
私も細かい事を気にしない大胆なヤツなの?似てるって証拠じゃん!ショックなんですけど…
血は争えない。


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