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「野党期待できない」8割 焦点は野党第一党の交代へ

昨日は、日米首脳会見もけっこう衝撃だったが、以下の朝日の記事も衝撃だった。

政治変わってほしいのに・・野党期待できない8割 朝日世論調査(5月23日)


8割が「野党は期待できない」と思っている。

私はブログで、左派メディア批判とか、護憲派批判とか、一生懸命やってきたが、もうあまり意味がないかもしれない。

もうみんな、わかっているから。護憲サヨクでは日本は保たない、ということを。

そして、日米首脳会見は、もう「護憲改憲」なんかの話をすっ飛ばして世界が進んでいることを感じさせた。


「政治が大きく変わってほしい」52%というのは、いかようにも解釈できるが、まさか社会主義に変わってほしいということではないだろう。

憲法改正含めて大きく変わってほしい、だけど野党が邪魔で変われない、という意味だと私としては解釈した。


維新の議員が、「政権交代の前に野党第一党の交代を」と、ツイッターで訴えていた。

よく政権交代と言いますが、その前に野党第一党の交代が必要です!施行から75年。憲法事項があっても憲法改正が出来なかった元凶は55年体制に続く新55年体制。故に、まずは立憲共産党を野党第一党から引きずり下ろせば、国会の風景がガラッと変わり、憲法改正論議も大いに深まると訴えました!!


確かに、日本に政権交代が必要とすれば、早急に「保守2大政党」に持っていくしかないだろう。それは多分、多くの人が感じている。

維新は、高須克弥病院長のリコールの捏造に関わる疑惑などがあるから、信用できない。菅直人元首相の言うように、「自民党より右翼」の可能性がある。

しかし、現実的には、立憲民主党から維新が票を奪うことによってしか、「保守2大政党」に近づけない。

そして、維新もいかがわしいが、わたくし的には、「護憲が私の一丁目一番地」の辻元清美がいる立憲よりはマシである。


だが、その維新の支持率も、このところ伸び悩んでいるように見える。

岸田内閣の支持率ばかりが伸びる世論調査を見ていると、ますます政権交代の可能性は遠のいていくように思える。


人々は、それこそ55年体制的な「保革2大政党」よりも、いまや「保守2大政党」を望んでいる、と私は思う。

でも、それをはっきりと聞いた世論調査の結果は見たことがない。

「保革2大政党」か「保守2大政党」か。国民がどちらを望んでいるか、世論調査で聞いてはどうか。

その結果、「保守2大政党」を望んでいるとわかれば、立憲民主党が変化(分裂)する可能性もある。(そして、自民党に、よりプレッシャーになるはずである)


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