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三浦瑠麗さん、「野村沙知代クラブ」へようこそ

夫の「太陽光」をめぐる疑惑で、テレビから締め出された形の三浦瑠麗氏だが、私生活では意気軒昂で、まったくダメージを感じさせない。連日、夫以外の男と飲み歩いているという。

そのメンタルが、世間の感嘆を呼んでいる。

「野村沙知代クラブ」へようこそ、と私は思った。


野村沙知代は、女性の「鋼のメンタル」のシンボルだ。

若い人にはもう知らない人もいるかもしれないが、野村沙知代氏は(いい意味で)面の皮の厚い(いい意味で)ふてぶてしく(いい意味で)厚顔無恥で(いい意味で)世論に鈍感な女性だった。

夫の野村克也氏の野球指導にくちばしを挟み、球団関係者を恐慌状態におちいらせた。そこから始まって、「コロンビア大学卒」という嘘の経歴を死ぬまでつき通して、選挙にまで出た(落ちたが)。

しかし、そのキャラクターはお茶の間に愛され、バラエティの常連だった。何を言われても馬耳東風。そのたくましさが個性だった。


女性の有名人は、ありとあらゆる中傷や罵倒にさらされる。並みのメンタルでは務まらない。

男からは「女のくせに」と差別され、同性からは嫉妬され、女性の場合、容姿のことを常にあげつらわれるのが気の毒な点だ。

そんな中、野村沙知代の堂々たる振る舞いを見て、励まされたり、憧れたりした人もいたのではないか。


西原理恵子もその1人で、「いつも心にサッチーを」と漫画に書いていた。

彼女は、ついに野村沙知代クラブに入れたようだ。

他のメンバーにはデヴィ夫人がいる。

みんな、高須克弥氏周辺の人である。

(いい意味で)厚い面の皮は、高須氏の施術で(いい意味で)顔に張り付くものらしい。いい意味で。

三浦瑠麗氏は、整形なしでも、久々に「クラブ」に入れる逸材である。


その点で、まだまだなのが、海の向こうのマドンナだ。

グラミー賞授賞式で、容姿をアレコレ言われ、反論している。

馬耳東風に聞き流すことができない。

しかも、その反論も的外れ(整形顔をイジられているのに年齢差別にすり替えている)と批判されていた。


私もマドンナのファンだが、もっと厚かましくなってほしいと思うのだ。

まずは日本で整形をやり直し、「野村沙知代クラブ」入りを目指してほしい。



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