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カスタマイズとパーソナライズ

2021年2月25日(金)

オーダーメイドを語るとき、「カスタマイズ」「パーソナライズ」はごちゃ混ぜになることが多いのですが、この二つを意識したほうが良いなと思っています。

そもそも「カスタマイズ」と「パーソナライズ」という言葉自体が曖昧に使われているので、まずここから整理したいと思います。(あくまでもカキモリ的な整理なのでこれが世の中で正しいかは分かりません。)

「カスタマイズ」 自分で色々なパーツを組み合わせて作ることが出来る
「パーソナライズ」自分の個性に合わせて商品がお薦めされる。


MEDULLAやバルクオムはオーダーメイドとくくられますが、いくつかの質問を通じてその人にあった化粧品を提案する、という流れなのでパーソナライズかと思います。

カキモリのオーダーノートは基本的にはカスタマイズです。
inkstandPOSTは、この二つを組み合わせたサービスなのかなと思います。

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カスタマイズにもパーソナライズにも価値があり、これからはこの二つを意識しながらサービスをブラッシュアップしていくことが大切だと思っています。

特にWebでのオーダーメイドは、パーソナライズである程度おすすめを出して、そこからちょっとカスタマイズできる、という感じが王道になるような気がします。

Webだと五感を使えないので、ある程度コンシェルジュ的な機能をもってパーソナライズしないと、選ぶ方がとても大変だし、画面上でパーツを組み合わせ続けることがどうも私には面白さを感じなくて、NIKE BY YOUのようなサービスも途中で離脱してしまいます。(素晴らしく良く出来ていますが)

Webでのオーダーメイド(カスタマイズECと呼ばれる分野)は、まだまだ初期段階です。たぶん店で出来るオーダーメイドをそのままECにするという考え自体を捨てた方が良いです。

少しオンライン化が出遅れ気味のカキモリですがまだまだこれからですね!

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