詩を勉強したいと思っています。投稿などしてみていますけど、掲載されたことはありません。

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春のお酒

夜風にあたって お安めのお酒 おとといより酔う ような気がしてる 明るい6時は 春になったから 明日ならもっと 酔うかもしれない 「明日にした」しか 頼れぬ昨日を 超…

詩
5か月前

また日をこえて

朝の紅茶を 飲み干せぬまま 昼と夜終え また昼になり 時間に限り 無い世界なら なんにもせずに 座ってるのに せっかち世界 たちまち経過 カチカチ時計 あっという間に …

詩
6か月前

あってもなくても

せんぷうきのかぜ すとーぶのにおい さくらのおかしと せんべのあきかん あってもなくても なくてもあっても もんだいないから ちかくにいられる ひつようかどうか じぶ…

詩
6か月前
1

繰り返す

ラーメン食べた 翌日の朝 胃の中にいる 昨日の記憶 飲み込んだはず 消化したはず まだ足りないか 進んで時間 忘れた頃に また行くかもな 性懲りも無く 同じ過ち

詩
6か月前

わたしまどのそば

こんなてんきじゃ タオルはほせない せんたくばさみも やめなといってる おやつのじかんは あといちにじかん ほおづえあしくみ あめもようのまど つたわればいいな いまひ…

詩
7か月前

おかね

えらいひとのえ かいてあるかみ たまにおちてる まるいきらきら

詩
8か月前

栄養素

にくをくいつつ さかなもくって やさいたべれば えいようとれる

詩
8か月前

そらやかましい ああやかましい なにはともあれ さけはおいしい

詩
9か月前
2

ないものねだり

ときにときどき たいはいてきな よるにきえかけ もどるあやうさ

詩
10か月前

ばか

ふざけんなばか なんでなんだよ ねえおしえてよ おしえてよばか

詩
11か月前

本心か虚勢か

もうあしたには きえてるきおく あつぬるしさも あすにのこらず

詩
11か月前

きりかえ

金色の髪 隙間には黒 ふうとひといき きつめに結った

詩
11か月前

わびさび

雨粒ひかる 夜の国道 缶のコーヒー 今のわびさび

詩
11か月前

パスワード

きれいにしなる よるとあさのま おきているなら ひとめみてねろ

詩
11か月前
1

洗車

朝6時から車に乗って セルフ洗車の列に並んだ 一昨日の雨と昨日の風は 外に出ていたこの辺の車の ほとんどを黄土色に染めてしまったようだ 休日の朝を車に捧げた者たちは…

詩
1年前

夏と

足の痺れと 畳の香り 座布団のふさ 蚊取り線香 スイカの種も 思い出っぽい 架空の記憶

詩
1年前
春のお酒

春のお酒

夜風にあたって
お安めのお酒

おとといより酔う
ような気がしてる

明るい6時は
春になったから

明日ならもっと
酔うかもしれない

「明日にした」しか
頼れぬ昨日を

超えてきた今日は
いつの間にかもう

昨日プラス1
それを繰り返す

また日をこえて

また日をこえて

朝の紅茶を
飲み干せぬまま
昼と夜終え
また昼になり

時間に限り
無い世界なら
なんにもせずに
座ってるのに

せっかち世界
たちまち経過
カチカチ時計
あっという間に

辛口カリー
食べておやすみ
くちびるピリリ
うつらうつらり

あってもなくても

あってもなくても

せんぷうきのかぜ
すとーぶのにおい
さくらのおかしと
せんべのあきかん

あってもなくても
なくてもあっても
もんだいないから
ちかくにいられる

ひつようかどうか
じぶんでえらべる

繰り返す

繰り返す

ラーメン食べた
翌日の朝
胃の中にいる
昨日の記憶

飲み込んだはず
消化したはず
まだ足りないか
進んで時間

忘れた頃に
また行くかもな
性懲りも無く
同じ過ち

わたしまどのそば

わたしまどのそば

こんなてんきじゃ
タオルはほせない
せんたくばさみも
やめなといってる
おやつのじかんは
あといちにじかん
ほおづえあしくみ
あめもようのまど
つたわればいいな
いまひまだってさ

おかね

おかね

えらいひとのえ
かいてあるかみ
たまにおちてる
まるいきらきら

栄養素

栄養素

にくをくいつつ
さかなもくって
やさいたべれば
えいようとれる

酒

そらやかましい
ああやかましい
なにはともあれ
さけはおいしい

ないものねだり

ないものねだり

ときにときどき
たいはいてきな
よるにきえかけ
もどるあやうさ

ばか

ばか

ふざけんなばか
なんでなんだよ
ねえおしえてよ
おしえてよばか

本心か虚勢か

本心か虚勢か

もうあしたには
きえてるきおく
あつぬるしさも
あすにのこらず

きりかえ

きりかえ

金色の髪
隙間には黒
ふうとひといき
きつめに結った

わびさび

わびさび

雨粒ひかる
夜の国道
缶のコーヒー
今のわびさび

パスワード

パスワード

きれいにしなる
よるとあさのま
おきているなら
ひとめみてねろ

洗車

洗車

朝6時から車に乗って
セルフ洗車の列に並んだ

一昨日の雨と昨日の風は
外に出ていたこの辺の車の
ほとんどを黄土色に染めてしまったようだ

休日の朝を車に捧げた者たちは
拭きあげているフロントガラスと正反対に湿り
輝くボンネットと同じように汗が光る

口を真一文字に結んで
眉間に皺をよせている割に
締めの一息からは
喜びが滲み出ている

夏と

夏と

足の痺れと
畳の香り
座布団のふさ
蚊取り線香
スイカの種も
思い出っぽい
架空の記憶