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せっかくの三連休だから

今日のクリエーターフェスのお題は”#私の仕事”です。
三連休のど真ん中に、また難しいお題だなぁ。😓

***

3人のレンガ積み職人の話は仕事の動機やモチベーションについて語る時、よく引用されます。

中世のとあるヨーロッパの町。
旅人がある町を歩いていると、
汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、
運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。
そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。
すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。
1人目は、
「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ」と答えました。
2人目は、
レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ」と。
3人目は、
「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と。

とあるブログから拝借

私はこの話を、ずいぶん若い頃、当時の看護部長の方針説明会で聞きました。
その当時は、ピンとこなかったし、だから何?ぐらいにしか受け止めていませんでした。
しかし、歳をとり、若い看護師に話す立場になると、この寓話は本当に使いやすい。
何度使ったか、わかりゃしない。
(だからといって聞く方は、昔も今も変わらないのでは?とは思うが)


さて、この寓話を元に、私の仕事を説明すると・・・、
「看護師です。毎日PCR検査やってます。」と答えるのが一人目。
「看護師です。前線から退いて、バックヤードで看護師の支援をしています。」と答えるのが二人目。
noteの自己紹介にも似たようなことを書いています。

じゃ、三人目の答えは何だろう。

私が仕事を続けるモチベーションになっていること・・・。
(ここで、30分経過・・・)

今でも夢はあります。
急性期の病院でも、看護師が定時に帰宅できる状況にしたい。
なぜなら、今の看護師は疲れ果てているから。
そんな顔してちゃ、いいケアはできないよ。
そんな姿じゃ、後輩が続いてくれないよ。
そんなんじゃ、今の蟻地獄から這い上がれないよ。
それどころか、また一人、職場を去っていくよ・・・。

しかし、現役時代に燃え尽きてしまいました。
いろいろとやれる手は打った。
斬新な業務改革の提案もしてみた。

しかし、業界の「看護師はこうあるべき」というみんなの心に巣食う魔物に勝てなかった。
この魔物は、医師を代表とする多職種の人たちの中に多く住んでいるけど、実は看護師の中にもいるから、やっかいなのです。

「それは私たちの仕事ではありません!」ときっぱりと断れない。
タスクシフトとかタスクシェアとかいうけど、堂々巡って、ひとつふたつ余計なものが増えて戻ってくるのがおち。

「それは私たちの仕事ではありません!」と言えないのは、目の前に患者さんがいるからです。
困るのがわかっているから、ついつい隙間的業務をやってしまう。
(病院には誰の仕事と決まっていない隙間業務があふれています。)

業務を整理して、隙間業務を引き受けてくれる人たちを作る。
これがキレイにできている病院は、医療職の満足度が高いはず。
そして、そういう病院はいっぱいある。
方向性はわかっているのですが、具体的な行動レベルに落とすと、途端に白旗があがります。
攻略できないゲームをやっているみたいです。😭


私の仕事ってなんだろうなぁ。
どこまでやるべきかなぁ。
3連休中なので、これ以上仕事のこと考えるのはやめときます。😅


タイトル画像は大好きな”着ぐるみ”さんにお借りしました。
仕事の記事を書くと、着ぐるみさんのを使いたくなります。
いつもありがとうございます。


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