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 節目では、しっかりとキャリアを見つめたほうがいいという記事を前回書きましたが、もう少し詳しく書いていきます。

①自分は何が得意か
②自分はいったいなにをやりたいのか
③どのようなことをやっている自分なら、意味を感じ、社会に役に立っていると感じるのか

ここの部分についてもう少し詳しく説明していきます。

①自分は何が得意か

 この質問は、能力や才能自己イメージについてです。自分についての主観的な理解ということです。あくまでも主観的です。得意・不得意というのも相対的なもので、結局はその人がどう思っているのかが重要で、実際はあることにものすごい才能を持っていたとしても、それが本人にとっては重要でないこともあります。あなたにも他の人よりは、うまく早くできるけどあなたにとって重要ではないことってありませんか?

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②自分はいったいなにをやりたいのか

 この質問は、動機・欲求についての自己イメージです。「ほんとうにやりたいことは」人から教えてもらうものではないです。これは、自分で自分が納得するまで探すしかありません。ここで、勘違いしがちなのは自分が得意なの事が、自分がしたいことだと思ってしまうことです。たとえば、機械を作るのが得意で手先が器用な人が、物を作る仕事をやりたいのかといったらそんなことはないと思います。英語が得意だから、英語という語学をやりたいのではなく、他の文化に触れる事や知らない人とのコミュニケーションが好きかもしれません。

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③どのようなことをやっている自分なら、意味を感じ、社会に役に立っていると感じるのか

 これは、意味・価値についての自己イメージです。社会に役に立っているということを感じられない事に、人は喜びを感じません。「囚人の穴掘り」という言葉を知っていますか。意味のない同じことを延々と続けさせる刑罰のことです。囚人に穴を掘らせて、そしてまた埋める、埋めた穴をまた掘って、また埋めるを永久に続けることです。この世で一番つらい刑だともいわれています。

 本人にもたらす意味や価値が感じられる仕事をやること、それがやりがいのある仕事です。

まとめ

 是非、人生の節目の際には特に就職活動の際には、じっくりと考えてみるといいのではないでしょうか?その時に決断が、その後40年いや仕事人生が終わった後も続くとすると人生100年時代80年続くことになるかもしれません。

 なんて、一世一代の決断みたいなことを書きましたが、あまり難しく考えると嫌になります。前回も書きましたが、馬車の轍を振り返ると、関係ないところに行ったと思ったけど意味があったと思うことがあります。

こちらも参照

人生なんて、偶然です。

 キャリアの考えの面白いところは、これが絶対の正解というのがありません。こういった考え方もありますよ、こういう切り口で考えてみてはどうですか?と様々な方法があることです。

 人生に正解が無いように、キャリアの考え方にも正解がありません。様々な考え方があるだけです。あなた自身がしっくりくる考え方で考えて納得がいくそれが一番大切です。

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