アフリカは「福」の宝庫だ!
こんばんは。
始めてのnoteを書いています。
BGMは最近ハマっているAFRO BのAFROWAVE 3というアルバム。
アフロビートの聞きやすい曲なのでこれもぜひ。
さて、「ア福リカ」についてのお話です。
自己紹介も含めつつお話していきます。
アフリカにハマった頃
僕は5歳の頃にアフリカにハマりました。
はじめは、テレビで見たマサイ族の映像やジャンベという太鼓に心をつかまれ、気が付いたら魅了されていたのです。
8歳の時、愛・地球博(愛知万博)に親に連れて行ってもらい、「アフリカンブースに連れてって」と懇願。
そこで初めてジャンベの生演奏を観た覚えがあります。
少し体験させてもらいめちゃくちゃ欲しかったんですが、ジャンベって結構高い...(数万円します。)
500円で売っていたアサラトというマラカスのような楽器を買ってもらい、いまでも大事に持っています。
しかも、「アサラト」という楽器名を忘れてしまうと思ったのでしょう笑
楽器にマイネームで「ア・サ・ラ・ト」とくっきりと書かれています。(かわいい笑)
そんな大好きだった初めてアフリカに初めて足を踏みいれたのは、大学2年のとき。
飛行機を降りて土の匂いがしたことを覚えています。
タンザニアはアルーシャ近郊のキリマンジャロ空港。
ここは日差しが強く周辺の中でも特に暑い!
暑さ・土の匂いが体を覆い、THE AFRICA的な感じで降り立った瞬間は感動してあまりうまく言葉がでませんでした。
約15年越しの夢がひとつ叶ったのですから。
降り立った時感動したのにはもう一つ理由があります。
渡航の約半年前にうつ病になったんです。
うつ病
その時も、改めて思い出してみても、自分がうつになるなんて本当に予想だにしませんでした。
元々ジブンは明るくポジティブに考えられると思っていたので、まったく無縁のものとすら思っていたんです。
大学1年生の時に面白い先輩と出会いその人とともに福井で起業し、生産活動の遊びを広めようと福井で炭焼き・フェス用のテントのレンタル・販売を行っていました。
更に、その先輩に勧められ2年の時にはベトナムで新規ビジネスを作る海外インターンシップ「海外ビジネス武者修行プログラム」へ参加。
ビジネスの基礎を1から学んできました。
その後、本格的に先輩との起業を進めようと休学も決意していたころ、
先輩が3,4か月前から重度のうつ病になっていたと明かされ、さらに一度リセットしたいと告げられました。
僕からすると、先輩がそんな状態だったことに気づいてあげられなかったショックと「さあ、これから頑張ろう!」という状況だったので前途を完全に断たれたような気がして、不覚にもこれからどうしようかと悩むようになってしまい、ついにはうつ病になってしまいました。
うつ病の原因
今振り返って原因を思い返すと、
・人に相談しなかったこと
・ジブンに何が期待されているのか考えすぎたこと
・人の目を気にしていたこと
・人間関係のストレス
この4つが挙げられます。
・ジブンには少し過信する傾向があること、それから人に相談すると迷惑になるんじゃないか。
なにより、相談って話にオチがないので相手が聞いても面白くないし話す意味がないように感じていて、相談できなかったことを覚えています
(今でも相談するのは本当にニガテなんですが...)
・この頃、いろんな人と話すことが多く、特に大人の方と話す時は何か自分が持っている情報でも有益になるものを伝えないと。
自分と話す時間が少しでも価値のある時間と思ってもらえないといけないのではと思っていました。
・人の目を気にしていたというのは今もですが、やはり同年代で頑張る人とも良く出会うのでSNSや友達と会うことでも刺激となる一方、劣等感も感じていたように思います。
・そして人間関係のストレス
先程このあたりはあまり書きませんでしたが、人にちゃんと言いたいことを言えなかったり、自分が嫌われるかもと遠慮して言えないのです。
どんなことがあっても、ジブンでポジティブに変換するようにしてきていたのですが、そんなことが続いてこの時期に爆発したんだと思います。
という4つの原因ででうつ病になりました。
当時は、歩くと目の前が真っ暗になったりぼんやりしていました。
うつ病から回復
ここでしたことが2つ。
・とにかく人に相談
・やるべきことを決めた
とにかく人に相談しました。これまでほとんど相談しなかったのでこれを機にとにかく人に相談。
相談しにヒッチハイクで東京・大阪・福岡ぐらいまで行ったりもしました。
ここ最近であった友達から昔の友達から本当にいろんな人に助けてもらいました。
この場で改めて、あの時相談させてもらったみんなありがとう!
そして、これまでずっと行きたかったアフリカ行きを決めました。
ずっと行きたかったしめちゃくちゃ調べてはいたんですが、親に反対されることと、自分が好きすぎて遠慮しちゃう形になっていました。
ケニア人との出会い
ここでケニア人との出会いのエピソード。
大学の目の前のスーパーであるケニア人がミャンマー人と2人でポイントカード機の前で困っていました。
1年生の頃です。
ちょうどアフリカ人の友達が欲しかった僕は迷わず話しかけました。
彼は大学に来ていたケニア人留学生でJICAのABE Initiativeのプロジェクトで日本に来ていました。
また、ポイントカードは入れ方が逆向きで矢印➔のついている向き通りに行けなければいけないのが、わからなかったようで無事解決し、そこから実に1時間くらいスーパーの立ち話で話していました。
そこで運命的な出会いをはたしたケニア人についに会いに行こうとなったんです。
ただ、バックパックで行くのもめったにいけないアフリカ。
1人でできる経験では。物足りなかったので、タンザニアであるスタツアに参加し、それが終わってから一人でケニアに行くことにしました。
やっと最初の場面に戻ります。
初のアフリカへ
そういった状況で訪れたアフリカ。
今までの夢がかなったことと同時に僕の価値観を本当に大きく変えてくれました。
タンザニアでは、サファリ・マサイ村・現在でも狩猟文化が残る民族の村などいろいろ行きました。
ケニアでも、バスで国境越え、大都市ナイロビ・アフリカンビーチ モンバサ・ナクル湖・ナイバシャ湖・動物園でチーターに触る・携帯を盗られる
など盛りだくさんです。
アフリカ的「福」
でも、こんな経験を経てアフリカ的「福」に気づきました。
略して「ア福リカ」
そのエピソードを少しお話しようと思います。
"We like Rondom"
ケニアに着いて、友だちとどこへ行こうかと計画を練っていた時のこと。
僕は何気なしにノートを取り出し、お互いがちゃんと理解できるようにと
この日にここへ行く...とメモしていきました。
すると、彼が一言
「やっぱり、日本人は計画好きやな~。」
僕はハッとしました。
自分自身もそこまで計画しないほうで、計画立てすぎるのは性に合わないと知っていたので極力避けていたのですが、気が付いたら計画していることに。
何気ない一言ですが、これ結構決め手だと思うんです。
「Rondomで身構える」
Rondomといっても頭の中でだいたいこの日にこれがあってぐらいは決めてます。それを書き起こしたり決め切ってしまうのが嫌なんだと思います。
僕はこう解釈しました。
Rondomで身構えているからこそ、ハプニングが起きても臨機応変に対応できるし、そんなに心も疲弊しないのかなと。
決めすぎずに心に余裕を持つ。
これが一つのア福リカです。
出会いの重要性
スワヒリ語ではこんなことわざがあります。
「山と山は出会わないが、人と人は出会う」
意味は文字通り、山と山では出会えないが、人と人なら出会えるってことです。
つまり、それだけ出会いに価値を置き重要なものとして見ているということです。
この、出会いの重要性。
日本で失っているのではと僕は思いました。
特にsnsで連絡が一瞬で取れるようになったからこそ、一度であって、連絡を取り合っていてもなかなか実際会えることは少ない。
実際会うことの大事さはこのコロナでも身に染みました。
今まで東京などもよく行っていましたが急に遠く感じるようになりました。
自粛でオンラインになるからこそ、いくらでも会えるけどオンラインて時間を合わせてじゃないと会えないですよね。
ばったりカフェで出会って立ち話とかがない。
その分だけ少し距離は遠いなと感じます。
また、アフリカでは昼間にちょっとケンカになったり、思うようにいかないことがあったとしても、一緒に晩御飯を食べたらもう遺恨なしという文化があります。
人間関係を広めるのが大事とされる文化ならではの価値観です。
これは見習いたいと思いました。
日常に溶け込む音楽
これは僕が音楽が好きだからかもしれません。
町に出るとどこのお店からでもスピーカーでガンガンと音楽がかかっています。
乗合バス「マタトゥ」に乗ればうるさいぐらいにどの席にもスピーカーを増設していてガンガン音楽。PVがバスの前のスクリーンで大音量で流れてるやつもあります。
さらに、ナイロビーモンバサ間の電車の中。
特急で3~4時間でモンバサに向かう電車です。
日本の特急みたいに対面式の座席になっていて、真ん中には小さい机が。
1つ違うのは電車内にも音楽がかかっていること。
電車はさすがに小さめの音楽でしたが。
でも、その3~4時間くらいの電車の中、周りも知らない人たちなんですが音楽が話やすくしてくれて気が付いたらモンバサに着くころにはもう仲良くなってる。
案外、音楽のおかげで日本の満員電車も小さく音楽をかけておいたら少しはストレスも軽減されるんじゃないかななんて勝手に思ってます笑(誰か実験してほしいw)
この日常に音楽が溶け込んでる感じがたまらなく好きで、これがまた一つの「ア福リカ」の決めてかなと思います。
ア福リカワークショップ
さて、今日はこのぐらいに。
この「ア福リカ」を突き詰めていけば幸福感の新たな角度の解決策が見つかるのでは?
ということで「ア福リカワークショップ」を進めています。
ぜひ、この機会に「ア福リカ」を学んでみてはいかがでしょうか?